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人が乗れる「手づくり」ガンダム 1億円也!

人が乗れる「手づくり」ガンダム 1億円也!

J-WAVE午後の番組「RENDEZ-VOUS」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「PAGE BY PAGE」。4/23のオンエアでは、セレクトブックショップ「UTRECHT」の江口宏志さんが、『JAPANESE MAKERS:日本の「新」モノづくり列伝』という本を紹介しました。

「MAKERS(メーカーズ)」という題の通り、大変熱心にものづくりに取り組む人たちを紹介したこの本。具体的にはどんな人たちが登場するのでしょうか。

「この本には『なんでこんなことにそんなに情熱をささげられるの!?』というような人たちが登場するんです。例えば、『クラタス』という人が乗れる巨大ロボットをつくった、水道橋重工の人たちが紹介されています。高さ4メートル、重さ4トンもあるロボットを、2年半かけてつくった人たちです。もともとは加治屋さんをしていた倉田さんという人が、自分が好きなガンダムを実現させようとしていて、ソフトウェアを担当している吉崎さんという人と二人で手づくりで作ったんです。実はこのクラタス、販売もしていて、価格は1億円くらいです」(江口さん)

そのサイズや重さ、価格、すべてにおいてびっくりな手づくりガンダム「クラタス」。ガンダムファンなら気になってしまう逸品ですね。一方、そんなスケールの大きなものがあるかと思えば、本の中には小さい規模ながら、恐ろしく繊細なものをつくる人も登場しています。

「駒宮洋さんという人は、ティッシュペーパーで昆虫を作っています。これがすごいんですよ。写真が載っているんですが、左がティッシュでつくったセミ、隣が本物のセミなんです」

と言って江口さんがそのページを紹介すると、レイチェルさんからは「えっ! 色もついていて、本当のセミにしか見えない!」と驚きの声。

駒宮さんはティッシュを丸めたり、こよりのようにしたりして形を作り、着色することで、リアルなトンボやバッタなどの昆虫を作ることができるのだそう。写真を見つめるレイチェルさんは「羽の質感とか、透明感とか、すごいですね……」とかなり感心した様子。

このほかにもリアルなミニチュアの姫路城をつくった人など、興味深い日本の「メーカーズ」が13人紹介されているというこの書籍。ほかにもどんな面白い職人がいるのか、気になるところです。

【関連サイト】
「RENDEZ-VOUS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/rendezvous/

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