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実写化映画 ファンに「違うじゃないか」と言わせないことが大切

実写化映画 ファンに「違うじゃないか」と言わせないことが大切

J-WAVE土曜の番組「TOKYO REMIX ZOKU」(ナビゲーター:山田五郎・中川翔子)のワンコーナー「今週の極み」。4/20のオンエアでは、映画パーソナリティーのコトブキツカサさんが登場し、映画の「実写化」について話をうかがいました。

年間500本以上もの映画を観ているというコトブキさん。『宇宙兄弟』『るろうに剣心』など原作の実写化がブームですが、最近、実写化で特に評判が良かったのは、興行収入60億円超の『テルマエロマエ』だそうです。成功した秘訣は、実写化不可能と思われていた作品を実写化したことと、ローマ人役を日本人のキャストで振り切ったという“意外性”のようです。

コトブキさん曰く、原作を映画化する際に重要なのは、ストーリーをなぞるよりも、原作の空気感を残しつつ、映画独自のストーリー展開などをし、原作のファンに「違うじゃないか」と言わせないことだとか。

ちなみに、コトブキさんが個人的によかったと思った作品は、『空気人形』『ソラニン』『毎日かあさん』など。やはり、どの作品も原作と違うストーリー展開や、キャスティング、意外性などの要素が含まれています。

原作の世界観を壊さず、ファンの想像を良い意味で裏切らなければ成功しないという実写化映画。もしかしたら、通常の映画を製作するより難しいのかもしれませんね。

【関連サイト】
「TOKYO REMIX ZOKU」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tokyoremix/contents.htm

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