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婚活のさらに先を見据える「リタ活」とは

J-WAVE朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。5/14のオンエアでは「リタ活」という言葉がトピックスになりました。

これは「リタイアメント後の人生を充実させるための活動」の略。このリタ活について、ソニー生命保険の古矢さんにお話しを聞きました。

「リタ活は、リタイア後の『生きがい』と『お金』と『健康』という三つの要素についてしっかり対策をとっていく、というのが基本的な考え方になります。たとえば、リタイア後に趣味を活かしてパン屋さんを開業したい、と考えたとします。じゃあ、いつからどこで、誰とやりたいのかということを考えたり、休みの日は近所のパン屋さんを回ったり。そういった将来のための具体的な活動が、リタ活の第一歩になると思います」(古矢さん)

将来のために具体的なアクションを起こす「リタ活」。確かに漠然とした夢を考えるよりも、何をすべきかを考えて行動した方が、ポジティブに毎日を過ごせそうですよね。

さらに、こうした大きな計画だけでなく、将来の健康を考えて野菜を多めに食べるようにしたり、駅で階段を使うようにすることもリタ活の一環になるのだとか。

また「お金」に関したリタ活は、20代、30代の若いうちからしていた方が効果が上がりやすいと言います。

「若い人にとって、年金は遠い話のように聞こえるかもしれませんが、お金の対策は時間をかけるとそれだけ効果が上がるんです。普段買い物をするときでも、それは今使うお金なのか、将来使うお金なのかをちょっとでも考えてみたり、先を見据えて今欲しいものをちょっとだけ我慢してみるなど、若いうちからやっていると将来の役に立つのではないでしょうか」(古矢さん)

さらに、上京してきた人には特にやっておきたいリタ活もあります。

「東京にいて、地方に実家がある人は将来、親の介護や、終の棲家の問題も出てきます。そういったことも早いうちからイメージをもって、住宅はどこでどういった形で買うのがいいのかなどを考えておくことも、リタ活になります」(古矢さん)

最近では企業でリタ活セミナーが行われたり、リタ活計画帳も発売されているのだそう。リタイア、というと遠い先のことに思えてしまいますが、これをきっかけに改めて意識していきたいですね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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