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丸の内のカフェで新しい朝活 「朝芝居」が好評

J-WAVE朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」。5/23のオンエアでは別所哲也さんに代わってショーンKさんがナビゲーターを務めました。番組のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」では、新しい朝活がトピックスに。

数年前から、朝にジョギングをしたり勉強をしたりという「朝活」が知られるようになりましたが、そこに新たなトレンド「朝芝居」が登場しました。舞台は早朝の丸の内、それも劇場ではなくカフェで行われます。なぜ、朝からカフェで芝居なのか。丸の内で朝芝居を行う『朝劇』主宰の右近義之さんに聞きました。

「お店とかで、すごく素敵なのに意外に人が入っていない時間とかあるじゃないですか。そういう時に、『ここ使わせてほしいなぁ』ってずっと思っていたんですよ。その時間帯に演劇をやったらお客さんは入るし、そうしたらお店にとってもお客さんにとっても、僕らにとっても素敵。誰も損する人がいないじゃないですか。そしてそれを朝に持ってきたらどうかなと思ったんです」(右近さん)

と、以前からこうした構想があったと話す右近さん。さらに芝居の内容にもこだわりがあるといいます。

「ありものの芝居を使うんじゃなくて、そこのお店を活かして、そのお店オリジナルの芝居をやるっていうことにこだわりがあるんです。たとえば役者が店員として入っていて、接客しながらそこから芝居に入っていったり。そういう『おどろき』なんかにも気を遣っています」(右近さん)

この朝活、好評を得ているとのことで、これを見るために千葉から始発列車に乗ってやって来る人もいるのだとか。

芝居は開場が7時、開演が7時半、芝居自体は40分程度。そのあとにコーヒーなどを飲んでから出社してもらう、という形になるのだそう。そしてこの朝芝居、公演後にアンケートをとってみると、夜の芝居にはない回答が多く見受けられたといいます。

「アンケートでは夜の芝居のアンケートとは全く違う回答が寄せられたんです。お芝居が楽しかったのはもちろん、朝時間の使い方の発見とか、喜びについて書かれたものが多かったんですよ。『お芝居が素敵でしょ』じゃなくて『朝が素敵でしょ』って伝えられるのは、うれしいことですよね」(右近さん)

朝に芝居に触れるという、それまでにない体験から、さまざまな発見が得られるようです。朝芝居、一度足を運んでみたいですね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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