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ディズニーランド 開園初日は大失敗の「ブラック・サンデー」

J-WAVE日曜の新番組「THE HUMAN」(ナビゲーター:西尾由佳理)。古今東西、歴史やブームを作った偉人達を紹介していくこの番組、初回となる5/5のオンエアでは、ウォルト・ディズニーを取り上げました。

ご存知、ミッキーマウスの生みの親であるウォルト・ディズニー。彼がつくったディズニーランドは今でこそ人気スポットですが、実はウォルトが提案した当初、周囲は大反対したのだとか。しかしウォルトの熱意に負け、気がつけば周囲も一緒に困難に立ち向かっていたのだそう。兄弟たちがスポンサー探しに奔走し、三大ネットワークのひとつ、ABCがディズニーの提案にのり、オープンまでこぎつけたといいます。

ディズニーランドが開園したのは1955年7月17日。しかし、オープン初日はかなり悲惨なありさまだったそう。

15000枚の入場券が配られたものの、偽造チケットが出回り、さらにはディズニーランドの壁にはしごを立てかけ、一人5ドルで中に違法侵入させる人まで出没。

キャパシティオーバーに加え、暑さで溶けたアスファルトに女性はハイヒールをとられ、工事が間に合わなかったトゥモローランドの歩道はぬかるみとなり、園内は怒声と悲鳴が飛び交う大混乱に。翌日の新聞はその混乱ぶりを伝えたものが多く、ウォルトも「初日はまさにブラック・サンデーだった」と落胆したといいます。

しかし、常に前向きのウォルトはすぐに改善命令を出し、次々と新しい計画、変更、修正を実施。その結果、不満や批判の声は減少し、開園から8週間で入園者数は100万人を突破しました。

今でこそ夢の国・ディズニーランドですが、そこに至るまでにはこうした苦難を乗り越えてきていたんですね。

【関連サイト】
「THE HUMAN」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/human/

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