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格付けとは無縁! こだわって作られたビオワインとは

J-WAVE午後の番組「RENDEZ-VOUS」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「PAGE BY PAGE」。6/10のオンエアでは、ブックディレクターの幅允孝さんが『ウグイス アヒルのビオトーク~ヴァン・ナチュールを求めて~』という本を紹介しました。

三軒茶屋のワインカフェ『uguisu』と渋谷のワイン酒場『アヒルストア』の店主である紺野真さんと齊藤輝彦さんが「ビオワイン」について熱く語る一冊です。

「ビオワイン」とは、化学肥料や化学合成農薬を極力使わずに栽培されたブドウを原料とした、天然酵母で自然発酵したワインのこと。「自然派ワイン」、「ヴァン・ナチュール」とも呼ばれます。酸化防止剤もなるべく使わず、飲みすぎても悪酔いしないとか。数年前までは高額で珍しいものでしたが、今は味の種類もたくさん出ているそうです。

「この本では『自然派ワインとは何なのか』について真剣に語りあっています。栽培農法や醸造工程の話を聞いているうちに、ビオワイン作りのプロセスがすごく手間暇をかけた、熱いものがほとばしる仕事だと分かるんです。『お金はないけど最高にかっこいいものを作ってやる』みたいな、偉大なロックバンドのファーストアルバムにたとえられています。『自然派ワインはロックだ』がこの本のテーマみたいですね」(幅さん)。ロマネ・コンティのような値段も格付けも高いワインとは全く別の次元で、おいしさに納得させられてしまうものだそう。

「ビオワインは翌日に頭が痛くならない。果物のうまみ成分が凝縮した味でワインではないようだけど、とにかくうまいんです。はまり出したらたくさん飲めて危険な方向に行ってしまう」と、幅さんもかなり気に入っているようです。「この1冊を手にしたらもっと飲んじゃうかも」とレイチェルさん。ワイン好きの人は気をつけてくださいね。

【関連サイト】
「RENDEZ-VOUS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/rendezvous/

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