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宇宙旅行 将来的にはファーストクラス価格で行ける?

J-WAVE朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。9/12のオンエアでは「宇宙旅行代理店」がトピックスに。

今や民間人でも頑張れば叶えられる夢になりつつある「宇宙旅行」。そんな宇宙旅行を目指す人と、宇宙とをつなぐ架け橋となる日本初の宇宙旅行代理店「SPACE TRAVEL」も誕生し、宇宙旅行はより現実的なものへとなってきました。宇宙旅行の現状について、SPACE TRAVEL代表の高松聡さんに話を聞きました。

「日帰りの宇宙旅行ですと、世界で購入申し込みをした人が800~900人くらいいまして、日本でも30~40人くらいの人がしています。でも今からだと、申し込んでから行くまでに1年半くらいかかるような状態で、かなり順番待ちになっていますね。今まで宇宙旅行はものすごくお金持ちの人が行くものという感じだったのですが、値段がはっきりしてくることで宇宙旅行もリアリティのある商品になってきました。ただ、商品と言っても何か残るものではないので、僕たちはどちらかというと『宇宙に行きたい』という夢をお手伝いする、という気持ちで会社を始めました」(高松さん)

そこで気になるのはお値段。高松さんによるとSPACE TRAVELには大きく3つほどのプランがあるのだとか。1つ目が「月旅行プラン」で、150億円。これはもし行った場合、アポロ計画以来、人類50年ぶりの月面到達ということになります。2つ目が「国際宇宙ステーションプラン7泊8日の旅」で50億円。3つ目が「日帰りプラン」で、最安の1100万円。この日帰りプランは特別な訓練もなく、健康であれば行けるのだそう。

値段を聞くとまだまだ気軽には行けない……と感じてしまいますが、高松さんによれば、宇宙旅行はこれからどんどん身近なものになっていくのだそう。

「これから宇宙旅行は3年毎くらいで値段が下がっていくと思います。10年後くらいには国際線のファーストクラスくらいの値段で宇宙旅行に行けるようになる時代が来るような気がします。実際に宇宙に行けないまでも、今は画像などの解像度も上がっていますから、バーチャルな宇宙旅行体験はできるようになっているのではないでしょうか。恐らく5年後くらいには『宇宙に行ったらこんな感じ』というのが家庭で体験できるようになるのではないでしょうか」(高松さん)

これを聞いて別所さん「ファーストクラスくらいなら、一生に一度、頑張れば手が届くかもしれませんね」と嬉しそうな反応。将来、新婚旅行で月に行く、修学旅行で宇宙ステーションへ、なんていう時代もやってくるかもしれませんね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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