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「ココ・シャネル」実は歌手時代についたニックネームだった

J-WAVE日曜の番組「THE HUMAN」(ナビゲーター:西尾 由佳理)。10/13のオンエアでは、20世紀を代表するファッション・デザイナー、ココ・シャネルにフォーカスしました。

高級ブランドとして知られる「シャネル」。その創設者であるココ・シャネル(本名は、ガブリエル・ボヌール・シャネル)は、1883年にフランスで生まれました。しかし、11歳のときに母親が亡くなり、父親に捨てられ孤児院で育つことになったシャネル。孤児たちが孤児院を出てもすぐに仕事に就けるように、シスターたちは熱心に裁縫を教えていたそうです。

やがて18歳になり、孤児院を出て洋裁店のお針子として働くようになったシャネルは、当時流行っていたパリで生まれたカフェで行なうコンサート「カフェ・コンサール」に魅了されました。当時の彼女の夢は、カフェ・コンサールの歌手だったのです。

面接を受けて採用されたシャネルの持ち歌は『Ko Ko Ri Ko(コケコッコウ)』と『Qui qu'a vu Coco dans le Trocadero(トロカデロでココを見たのはだれ)』の2曲だけでしたが、彼女が舞台に立つと観客は「コッコッ」とニワトリの鳴き声をマネて声援を送りました。こうしたことから、いつしかシャネルは、「ココ・シャネル」と呼ばれるようになったそうです。

誰もが知る「シャネル」ですが、ココ・シャネルが実は歌手を目指していたなんて意外ですね。

【関連サイト】
「THE HUMAN」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/human/

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