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世界三大美酒 紹興酒は父親が娘を想う祝い酒だった

世界三大美酒 紹興酒は父親が娘を想う祝い酒だった

J-WAVE平日(月~木)午後の番組「RENDEZ-VOUS」(ナビゲーター:Rachel Chan)のワンコーナー「LEGACY TO THE FUTURE」。1/16のオンエアでは、「人生を祝う酒、紹興酒」と題して、紹興酒にフォーカスしました。

紹興酒は、上海の南に位置する浙江省紹興市で造られており、中国でも屈指のこの水郷地帯は酒造りにも最適だそうです。


 米や麦などの穀物を原料にした醸造酒が黄酒。その黄酒を長く寝かせたものが老酒。その中でも紹興酒と名乗ることができるのは以下の条件が必要だとか。

・老酒の中でも、浙江省紹興で造られていること
・紹興市のはずれにある、鑒湖の清水で仕込まれていること
・3年以上熟成させていること

そのため紹興酒は、フランスのワイン、日本の純米吟醸酒と並び、「世界三大美酒のひとつ」と言われているそうです。

ちなみに、かつてこの街には女の子が生まれると、贈られた祝米を使って娘のために紹興酒を造る儀式があったそう。父親は、娘が生後一ヶ月経った頃にその紹興酒を土の中に埋め、愛娘の成長と幸せを願い、長い年月じっくりと寝かせます。やがて娘が嫁ぐ日がやって来ると、地中から掘り出されたその紹興酒は祝い酒として振る舞われるそうです。父親が娘を愛する想いと共に酒が熟成されていくなんて、素敵なエピソードですね。

【関連サイト】
「RENDEZ-VOUS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/rendezvous/

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