音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
Skype開発者はIT長者じゃなかった?

Skype開発者はIT長者じゃなかった?

J-WAVE 平日(月~木)昼の番組「RENDEZ-VOUS」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「MINNA NO YUME AWARD DREAM PLAN」、1/29のオンエアでは、「Skype」の創業者、ニクラス・ゼンストローム氏について紹介しました。

インターネットさえあれば、相手が世界のどこにいても話ができる、そんな夢のようなコミュニケーションサービス「Skype」。今や、世界中の国際電話の8本中1本はSkype経由なのだとか。ゼンストローム氏は、このインターネットIP電話サービスSkypeを開発した人物ですが、彼の今までの人生は順風満帆とは言えなかったようです。

同氏は、1966年スウェーデン生まれ。当時、学生時代から活躍し、若くしてIT長者になる人たちが多かったなかで、彼はまず10年間の社会人生活を送ります。その後、最初に立ち上げた会社では、ファイル共有ソフトウェア「KaZaa」を開発し人気を博しますが、後に、ユーザによる著作権侵害で、音楽業界と映画業界を相手に5年間にもおよぶ訴訟に巻き込まれることになります。

それが原因で、その後のSkype創業時には30社近いベンチャーキャピタルから投資を断られ、当時は奥さんのお給料が生活を支えていたそう。それでもあきらめず、失敗を恐れず、その経験を糧に次のチャレンジに挑む精神が彼にはあったのです。1年をかけて資金繰りに奔走し、ついにSkype誕生にこぎつけます。

「企業家とは、大きなリスクを負って夢にかけること。何をもたらしたいか常に考え、自分の心の声に従い、自分を信じ続けること」とは、不屈の企業化精神の持ち主、現在47歳のゼンストローム氏の言葉。

Skype売却後には新たなサービスで起業し失敗。現在は投資会社を運営中と、まだまだチャレンジ精神の衰えぬゼンストローム氏。次はどんな世界を変えるようなサービスを提供してくれるのでしょうか?

【関連サイト】
「RENDEZ-VOUS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/rendezvous/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。