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たった300メートル「上野モノレール」の稼ぎがすごい

たった300メートル「上野モノレール」の稼ぎがすごい

J-WAVE平日(月~木)昼の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。2/6のオンエアでは、「上野モノレール」に注目しました。

上野動物園の西園と東園を繋ぐ全長わずか300メートル、所要時間はたった1分半の「上野モノレール(正式名称:上野懸垂線)」。実はこれ、動物園の遊戯施設ではなく、昔から東京都交通局が管理・運営している列記とした「鉄道路線」なんだそうです。

『山手線と東海道新幹線はどちらが儲かっているのか?』の著者で、鉄道ジャーナリストの中嶋茂夫さんによれば、上野モノレールは1957(昭和32)年に開通した日本最古のモノレール。当時は交通渋滞が慢性化し、路面電車やバスが渋滞の影響を受けやすかったため、新しい交通機関を模索していたという時代背景などから誕生したそうです。

上野モノレールは「上野懸垂式」と呼ばれる方式で、日本でここだけ。乗車するのに上野動物園の入園料が必要だったり、子ども料金が小学生からではなく、2歳からかかったりと、ほかとは違う独自の運営も特徴的です。

ちなみに運賃は150円(子ども80円)ですが、全国的に赤字路線が問題になる中、毎年2000万円の黒字を出す優良路線なんだそうです。たった日本最古のモノレールは、たった300メートルにも関わらず、今も現役でバリバリで稼ぐ鉄道路線だったんですね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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