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睡眠の“ゴールデンタイム”は夜10時~午前2時…じゃない?

睡眠の“ゴールデンタイム”は夜10時~午前2時…じゃない?

J-WAVE 平日(月~金)夜の番組「JAM THE WORLD」(水曜ナビゲーター:堤未果)のワンコーナー「CASE FILE」。2月26日のオンエアでは、厚生労働省が今月11年ぶりに改定すると発表した「睡眠指針」について取り上げました。

充実した眠りのために決められている睡眠指針ですが、この言葉を初めて聞いた人も多いかもしれません。現代の睡眠にまつわる定説には間違ったものもあるのだそうです。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の三島和夫・精神生理研究部長に聞きました。

たとえば、美肌に効果を発揮すると言われている“睡眠のシンデレラタイム”について。

「健康雑誌や女性誌で、夜の10時~2時までがお肌のゴールデンタイムと言われているのを聞きますが、実は間違いです。人は、だいたい就寝から2~3時間で深い眠りに落ちますが、お肌の調子がよくなるといわれている成長ホルモンは、深い眠りになれば朝でも昼でも出ます。逆に夜の10時~2時でも睡眠が浅いなど、睡眠の質がよくなければ成長ホルモンは出てこないのです。よい寝室環境を作り、深い質のよい眠りをとれば、時間帯はいつでもよいのです」(三島さん)

また、質のよい深い睡眠をとるためには、毎日の運動に加え、脳を適度に疲れさせるのもポイントだそう。物事をじっくり考えたり、記憶したり、前頭皮質を使うと効果的なのだと三島さんは話します。睡眠指針を参考に、自分に合ったゴールデンタイムを見つけてはいかがでしょうか。

【関連サイト】
「JAM THE WORLD」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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