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アイデア豊富な企業はやっている? 「リゾートミーティング」とは

アイデア豊富な企業はやっている? 「リゾートミーティング」とは

J-WAVE 平日(月~木)朝の番組「I A.M.」(ナビゲーター:藤原恵子)のワンコーナー「SIGN OF THE TIMES」。6月11日のオンエアでは、「リゾートミーティング」にフォーカスしました。

今日は会社の企画会議。画期的なアイデアを出せと言われてもなかなか出てこない。みんな煮詰まった顔ばかり・・・なんて、ありがちな風景じゃないでしょうか。そんな企業がかかえるマンネリ状態の打開策として、注目されているのが「リゾートミーティング」です。

「リゾートミーティング」は、いつもの会議室を抜け出して、リゾート地で会議を行うこと。たいていは、会議の設備などを持つホテルなどを利用して、宿泊を伴うことが多いそう。一体、どんなメリットがあるんでしょうか。このほど、「リゾートミーティングのすすめ」というウェブサイトを立ち上げた星野リゾートに伺いました。

「青い空であったり、緑、大海原を見ながら会議を行うことで、よりアイデアが解放されると言いますか、今までなかなか思いつかなかったようなアイデアが出てくるというのが、一番の大きな利点です。やはり、一泊二日、もしくは二泊三日、同じ時間を共にすることで、あの日、あのとき、一緒にいたメンバーという、私どもがマグネット効果と呼んでいる、引きつけ合いが強くなって、会社に対するロイヤリティーが高まったり、メンバー同士のつながるところが多くなって、よりチームとしての力が増していくという意味でも、リゾートミーティングをおすすめしていますし、今、多くの企業が一つの投資として実施しています」(星野リゾートグループ セールスディレクターの堀圭吾さん)。

非日常の環境に身を置くことで、思考が解放されて新しいアイデアが湧いてくる、それがリゾートミーティングの一番のメリット。リゾート地ならではの解放感が硬くなった頭をほぐしてくれますし、周りが緑豊かな高原だったり、南の島のビーチなら、もうそれだけでテンション上がっちゃいますね。なんだかポンポン、アイデアも出てきそうです。

また、宿泊を共にすることで、より深くコミュニケーションが取れるというメリットもあるんです。ミーティングだけじゃなくて、温泉や食事、アフターパーティなどを通して、お互いの理解を深めて、普段の会議ではなかなか話しにくいことも、気軽に話せる雰囲気ができるそうです。

社員旅行とはまた違って、メインはあくまでミーティング。会社のメリットになる旅行ということで投資と考えて実施している企業が多いとのことです。都心から比較的近い、リゾートミーティングにおすすめの場所は、「星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳」なのだそう。

「山梨県の小淵沢にありますところでは、すごく雰囲気もいいですし、アクティビティも非常に充実していますので、南アルプス、八ヶ岳、富士山を見ながら、ミーティングを行うというのはおすすめしています。通常は会社、仕事でしか、見ていないので、アクティビティを通じて、『この人って、こういう側面があったんだ』とか、新しい一面を知るという意味では、多くの企業さまで、そういったアクティビティも取り入れていますね」(掘さん)

おいしい空気、おいしい食事に加えて、アクティビティが充実しているのがおすすめの理由だそうです。例えば、「カレーなる一族」と題して、チームごとに与えられた食材とスパイスを駆使して、いかにおいしいカレーを作れるかを競ったり、できたものを社長や部長が試食して一位を決めたりするそうです。また、馬と学ぶリーダーシップ研修。これは馬をひいて歩く、引馬の体験を通してリーダーシップのあり方を学ぶというもの。

経営者の皆さん、社員の皆さん、いかがですか。あなたの会社でもリゾートミーティングを取り入れてみては? 新鮮なアイデアを求めて、いざリゾートへ。

【関連サイト】
「I A.M.」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/iam/

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