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はるかぜちゃんが語る「LINEいじめ」の実態

はるかぜちゃんが語る「LINEいじめ」の実態

J-WAVE夜の番組「JAM THE WORLD」(ナビゲーター:堀潤)のワンコーナー「BREAK THROUGH」。7月18日のオンエアでは「はるかぜちゃん」こと、タレントの春名風花さんがゲストに登場。近年増えているという「LINEいじめ」について話しました。

現在中学2年生のはるかぜちゃん。無料通話アプリLINEについては仕事の連絡で使うほか、学校でのグループにも入っていると言います。

「クラスでスマホを持っている子はLINEをやっている人が多いですね。クラスでグループを作って、その中で雑談したりしますし、クラス全体のグループのほかにも、男子と女子で別々にグループがあるみたいです。私はグループに入っているだけで、あまりしゃべらないんですが」(はるかぜちゃん)

これに堀さんが「その会話に入っていかないと、仲間から弾かれちゃったりすることもあるの?」と質問。すると意外な答えが。

「私は自分の興味のない話題だったら、あまり入っていかないようにしています。あまり細かくチェックはしてなくて、たまに見てバッと見て終わり、という感じです。既読スルーの常連ですね(笑)。個人同士のチャットだと、読んだらなるべく返すんですけど、グループだと私がいなくても会話は進んでいくので。誰かが返信していれば、そんなに気まずくならないと思います」(はるかぜちゃん)

なるほど、確かに大勢の中なら既読スルーも気にならないかもしれません。しかし一方で、最近増えているのがLINEを使ったいじめ。具体的にどんなものなのでしょうか。

「ひとつクラス全体のグループを作ったけど、それとは別にいじめたい子だけをはずしたグループを作ったりするんです。最初ははずされた子は気づかないんですけど、その子が入っているグループの中で、入っていないグループでの話の続きをしたりすることで、自分が外されていることに気づくんです。『あれ、この話知らないな』という風になって。私は実際には見たことはないんですが、調べるとそういうことで悩んでいる人が多いようです」(はるかぜちゃん)

実はこのLINEいじめについて「完全犯罪」というタイトルで自身のブログにも投稿しているはるかぜちゃん。完全犯罪とは、どういう意味でつけたのでしょうか。

「最近のいじめは、暴力とか、持ち物を壊したりするとか、証拠を残るものはしなくて、集団無視とか、やられている本人しか気づかないものが多いようなんです。そういう、ただでさえ気づかれにくい形のいじめを、LINE上でやるのはもう完全犯罪に近いと思うんです。話題に入れていなかったとしても『気のせいじゃない』で終わらせることができるし、トークの履歴も簡単に削除できてしまう。スクリーンショットで残すこともできますが、『その前にこんな会話があったんだよ』なんていう風に、いじめている子は言い逃れできてしまいますよね」(はるかぜちゃん)

確かに、そう考えるとLINEいじめは「完全犯罪」に近いとも言えるかもしれません。そうやっていじめの被害にあっている人に対し、はるかぜちゃんは次のようなメッセージを送ります。

「まずは相談すべきだと思います。なんなら私に相談してきてください、ツイッターにいるので。私に相談してくれたら、できる限りのことをします。いじめられている人は、とにかく自分が悪いと思わないでほしいです」(はるかぜちゃん)

はるかぜちゃんの真剣な思いの伝わるオンエアでした。

【関連サイト】
「JAM THE WORLD」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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