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多様化する「移動販売ビジネス」が人気の理由

多様化する「移動販売ビジネス」が人気の理由

J-WAVE平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。
7月15日のオンエアでは、多様化する「移動販売ビジネス」を紹介しました。

お弁当屋さんやカフェなど、車ひとつで移動販売するお店が、オフィス街や野外フェス会場などでお馴染みになりましたが、現在は飲食物に限らず様々な業態の移動販売車が増えており、再び注目が集まっているそうです。

たとえば、トラックにギッシリと本を積んだ「BOOK TRUCK」は、移動販売の本屋さん。
都内の野外イベントを中心に、キャンプ場、神社の境内、茅ヶ崎のビーチサイドなど様々な場所に出店するそうです。
キャンプ場にはアウトドア系の本を多く持っていき、ビーチサイドでは、海の写真集や夏が舞台の小説などを多く持っていくのだとか。

化粧品販売のポーラは、移動販売専用バス「ムービングサロン」を導入。
大型バスの中で、ジュエリーや化粧品を販売するもので、大型百貨店が撤退した地域などで人気なのだそうです。

また、郊外ではスーパーや百貨店の撤退が相次ぎ、購買意欲はあるのに近くにお店がないという「隠れ買い物難民」と呼ばれる人が増えているそうです。
これは地方に限った話ではなく、東京都でも高齢化が進む多摩ニュータウンでは、去年からイトーヨーカドーが生鮮食品などを届ける移動販売を都内で初めて導入しました。
このような「郊外型」の移動販売も需要があるようです。

お客さんが来るのを待つのではなく、お客さんがいる場所に自ら出向くことができる移動販売車。
ネット通販が便利と言われる中、実際に商品を手に取って見ることができ、人とコミュニケーションをとりながら買い物が出来るという、昔ながらのスタイルも人気の理由のひとつなのかもしれませんね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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