東京は湧き水スポット豊富? 「水育」に注目集まる

J-WAVE平日（月~木）朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
（ナビゲーター：別所哲也）のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。 7月22日のオンエアでは、「水育」というキーワードをピックアップしました。

「水育」とは、子どもたちに水の大切さを伝える体験型のプログラム。
そんな水育を推進するサントリーホールディングス株式会社・エコ戦略部・森揚子さんに話を伺いました。

たとえば「森と水の学校」では、水源である森の中を探検しながら湧き水を発見するなど、大自然の中で水を学ぶもの。
飲料水のふるさとである、山梨、熊本、鳥取などを舞台に行われ、親子連れが参加し人気を集めているそうです。
都心の子どもは、森や水に触れる機会が少ないですが、今は親の世代も子どもの頃に自然に触れる機会が少なかった人が多いそうです。
体験を通じて学びや気づきを大切にしているとか。

ちなみに、東京は大都市としては珍しく、実は街のいたるところで水が湧く、水が豊かな都市。 たとえば、渋谷区のど真ん中、恋愛のパワースポットとして有名になった「清正の井戸」のほか、目黒区の「目黒不動尊」、新宿区の「おとめ山公園」などに天然の湧き水があります。

中でも注目されているのは、昭島市。東京都の市区町村で唯一、深層地下水のみを水源としている自治体で、このエリアの地下は水を貯めておく砂利の層が厚く、地下水を貯める機能としても、濾過装置の機能としても優れているのだそうです。
地下70メートルから汲み上げるこの水は、水道水に利用されており「昭島の水はおいしい」と評判なのだとか。

海の日が過ぎ、夏休みが始まり、なにかと水に触れることが多くなるこの季節。
休日は、のんびり東京の湧き水を巡る…なんて過ごし方も素敵ですね

【関連サイト】
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