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亀田誠治が語る「魚ソング」の魅力とは

亀田誠治が語る「魚ソング」の魅力とは

J-WAVE平日昼の番組「BEAT PLANET」のワンコーナー
「BEHIND THE MELODY~FM KAMEDA」 (ナビゲーター:亀田誠治)。
8月6日のオンエアでは、魚を題材にした曲に注目しました。

8月6日は、魚博士・さかなクンの39歳の誕生日ということで、「魚ソング」をピックアップ。 「踊ろよ、フィッシュ」(山下達郎)、「とび魚のバタフライ」(チャットモンチー)、「FISH FIGHT!」(野猿)など、 魚を題材にした曲を紹介。しかし、曲に魚を題材に取り上げることにどんな意味があるのでしょうか。
亀田さんが答えました。

「僕ら人間は、水の中では生きることは出来ません。ですから、水の中を自由に泳ぐ魚は、 僕たちの叶わない思いを叶えてくれる象徴なんです」

なるほど。空を飛べる鳥と同じように、魚にも人の夢を重ねているということでしょうか。

「地上の浮き世から離れて、別世界に連れて行ってくれるのも魚ソングです。
水中に潜ると無音というか、自分の息や声が他人の声のように聴こえて、 自分は呼吸をして生きているんだって実感できますよね。 歌の中で“魚”をアクティブに使うと、生きているということが実感できる。 そんなポジティブなサプリメントのような効果を魚ソングは持っています。 逆に魚は水の中でしか生きることができません。 僕たちはそこに、孤独、葛藤、生きることの難しさを重ね合わせることもできるのです」

そんな、私たちが感じる自由と葛藤の両方を代弁してくれるのが「魚」なのだとか。
なんだか海のような深い話になってきました……。
また、魚の存在にはこんな効果も。

「実は魚の存在自体に、癒しの効果があるんです。魚の鑑賞によって得られる癒し効果は 『アクアリウムセラピー』と呼ばれていて、水が与える癒し効果“アクアセラピー”と、 動物と触れ合い心身が癒される“アニマルセラピー”の両方の効果を併せ持つとされています。 歯医者、病院などでも、治療の前に鑑賞魚を見た患者さんは、それだけでも痛みや緊張が解けると言われています」

言われてみれば、「なるほど!」と腑に落ちる、魚の癒し効果。どんなに忙しい毎日を送っていても、 水族館にも行くと足を止めて和んでしまうものですよね。ちょっと疲れたな、 と思ったときには「魚ソング」を聞いて癒される、そんなリラックス方法も新しくて良いかもしれません。

【関連サイト】
「BEAT PLANET」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/beatplanet/

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