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赤ちゃんと芸術の秋、「0歳芸術」に注目

赤ちゃんと芸術の秋、「0歳芸術」に注目

J-WAVE平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。 9/25のオンエアでは、「0歳芸術」というキーワードをピックアップしました。

芸術の秋。実は今、劇場・美術館・映画館など芸術鑑賞の世界に、 小さい子どもと一緒に楽しめるサービスが増えてきているそうです。たとえば、劇団四季の四季劇場[春]では、 小さな子連れの親子で楽しめる「親子観劇室」を用意。 歌舞伎座では、観劇中の「託児サービス」。ソニー音楽財団では、どんなに小さな子どもでもクラシック音楽を楽しめるイベント 「0歳からのクラシック」。大手映画館でも、赤ちゃんと一緒に観られる上映企画を始めています。

そんな中、観たり聴いたりするだけではなく、体験型の芸術も注目されているとか。 そこで、未就学児の体験型イベントを行う横浜美術館・子どものアトリエ担当、
山﨑優さんに話を聞いてみました。赤ちゃんの頃から芸術に触れることで、得られる効果があるそうです。

芸術体験については、「たとえば、お絵描きをするとしますよね。目の前にまっさらな紙があったとします。 そこで、どの色で塗るのか、どこから色を塗るのか、決めなきゃいけないことって、たくさんありますよね。 この“決める”ということでも、経験のない小さいお子さんにとって、 一大決心と言いますか、決められたということは非常に大きな成長なんですね」と山崎さん。

鑑賞については、「美術というのは、偶然にできたものではなく、 その背後には作者の意図がありますから、見たら思ったことを考えてみる練習をしておくと、 大人になってから色々な状況に当たったときに、柔軟に物事を捉えて、 視野を広げて受け止めることができると思います」とも。

同美術館で、子どもたちが芸術に触れられるイベント「親子のフリーゾーン」は
10月12日に開催。0歳から芸術に触れられる機会や施設が、もっと多くなっていけば素敵ですね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.html

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