音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
まさに生の音…「ハイレゾ音源」の魅力

まさに生の音…「ハイレゾ音源」の魅力

J-WAVE平日(月~木)昼の番組「BEAT PLANET」のワンコーナー
「BEHIND THE MELODY~FM KAMEDA」(ナビゲーター:亀田誠治)。
9/16のオンエアでは、サウンド&レコーディング・マガジンの國崎さんが登場し、 「ハイレゾ音源」について聞いてみました。

最近、毎日のようにtwitterでつぶやかれたり、電気屋さんにもコーナーがある
という、話題の「ハイレゾ」。 これは、「ハイレゾリューション」(高解像度)の略称で、「ハイレゾ音源」というのは、 CDより質の高い、より細かな音が聴ける音源のことなのだそうです。 たとえるなら、デジカメの画素数が高いようなイメージだとか。

ミュージシャンやエンジニアのレコーディングは、スタジオでCDより音質の良い、 いわばハイレゾなレコーディングを行っているのですが、CDにする際に、その質が落ちてしまいます。 「さっきの画素数の話で言うと、画素数を決まった数まで落とさなくちゃいけない」(國崎さん)そうです。 たとえば、携帯で写真を撮影して、メールで送ろうとするとき、サイズを小さく軽くするようなもので、 CDに音源を落とし込む際にも同じような作業が発生するため、音質が劣化してしまうそう。

そんな「ハイレゾ音源」を聴くためには、ハイレゾ専門のサイトから音源を買うことが一般的。 すると自分のコンピューターに音源がダウンロードされます。 一番簡単なのはハイレゾ用の外付けUSBを買い足してコンピューターに繋ぐこと。 そのコンピューターにヘッドホンやスピーカーを繋ぐとハイレゾの音源が楽しめるというわけです。 これらの機械は「USB DAC(Digital Analog Converter)」と呼ばれ、 安いものでは数万円で手に入るそうです。

「安くて数万円!」と驚く亀田さんに「一週間で、『あーなんか元取ったー』って
気持ちになりますよ」と國崎さん。 たしかに、プロのミュージシャンたちが、スタジオで奏でている音を、 目の前で聴いている感覚を味わえると思えば安いかもしれません。

ちなみに、ハイレゾ音源で聴くのに需要のあるジャンルは、 クラシックやジャズなどの綺麗な音楽。余韻や空気感の表現が、より際立って聴こえるそうです。
ほかには、アナログ・レコーディングされていた昔のロックなどもオススメだとか。 今まで聴いてきた、ヒットナンバーやお気に入りの曲も、 ハイレゾ音源で聴くことにより、新たな発見を楽しむことができそうですね。

【関連サイト】
「BEAT PLANET」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/beatplanet/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。