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もし、ナンシー関が生きていたら? 渋谷で消しゴム版画展

もし、ナンシー関が生きていたら? 渋谷で消しゴム版画展

J-WAVEの土曜午前の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐/山田玲奈)のワンコーナー「JR EAST STATION TO STATION」。11月8日のオンエアでは、14日から開催される「顔面遊園地 ナンシー関消しゴムの鬼」を紹介しました。

人類初の消しゴム版画家であり、史上最強のテレビウォッチャーにして、稀代のコラムニストである、ナンシー関さんの展示会。テレビに映った顔から本質・本性を見抜き、いくつものコラム執筆し、いくつもの消しゴムを彫ってきたナンシー関さんですが、残念ながら2002年に39歳という若さでこの世を去りました。

彼女の著書はなんと約80点、消しゴムは5,000点強にものぼるとか。本展では、消しゴムを彫った生判子はもちろん、すべての著書や、「ナンシーテレビ&ナンシー事件簿」と題し、1985 年から 2002 年までに書かれたコラムから、年月を経てその見破りがどれほど的確だったか分かる傑作などを紹介。

生前からナンシー関さんと知り合いだった渡辺祐さんは「(文章も絵も)その見破る力とか、本質をギュッと掴む力自体は、今でも通用するエネルギーを持っているんですよ。少し過去のものが多いとはいえ、そのエネルギー自体に圧倒されるっていう体験をできると思います」と話します。

会場は、渋谷パルコ パート1のパルコミュージアム。ナンシー関さんを知っている人も知らない人も、この機会に出かけてみてはいかがでしょう。現代の社会現象やニュースを、ナンシー関さんならどう書き上げたのか、ふと想像してしまうかもしれません。

【関連サイト】
「RADIO DONUTS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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