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ジムのコンビニ化?都市で24時間ジムが増える理由

J-WAVE平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」 (ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。 1月22日のオンエアでは、24時間営業のジムに注目しました。

ダイエットや運動不足解消のため、一度はジムへの入会を考えたことがある人は多いのではないでしょうか。 実はここ最近、目立つのが24時間営業のジム。2010年にアメリカから上陸した「エニタイムフィットネス」が、 その大きなきっかけのようですが、去年から大手も24時間ジムの市場に参入し、 東京を中心に都市部で増えているそうです。

特徴は、深夜も営業していることもあり、プールやスタジオレッスンなどがなく比較的小規模な設備で、 マシーントレーニングがメイン。また、従来のジムの料金が1万円前後であることに対し、多くは約7000円と安め。

フィットネスマガジン『LIVE』編集部の沼田千恵さんによれば、従来のジムの利用者の年齢層が高齢化しており、 若年層を取り込めていなかったそう。そこで、生活時間帯も都心の人はバラつきがあるというニーズも踏まえて、 新たな顧客を獲得するために24時間化が進んだとか。

「通常はスタッフの方とのコミュニケーションだったりとか、そこで新たにコミュニケーションが生まれて継続していく という形でしたが、そういったコミュニケーションをとらずに、まず自分の身体のみに向き合うということでいうと、 非常に目的意識の高い人が通っていると考えられます」(沼田さん)

ジムの設備が小規模なため、閉店した飲食店などの居抜き店舗にそのまま出店したり、 住宅街から近い商店街の一角にオープンすることができるので、 利用者がトレーニングウェアのまま通うことができるという手軽さも人気のひとつになっていそうです。 行きたい時にすぐ行けて、必要最低限のものが揃っている24時間ジム。ジムの“コンビニ化” といってもいいかもしれません。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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