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阪神大震災から20年、藤本泉『劇場版 神戸在住』を語る

J-WAVE 平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也) のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。1月19日のオンエアでは女優の藤本泉さんがゲストに登場。 主演した映画『劇場版 神戸在住』について話しました。

17日で阪神淡路大震災から20年という時が経過しました。この阪神淡路大震災を題材に制作された映画 『劇場版 神戸在住』が、節目となる17日からヒューマントラストシネマ渋谷で公開されています。 この作品は同名の漫画が原作となっています。原作との違いは現代が舞台になっているところ。 藤本さんが演じるは、神戸在住の19歳の女子大生という設定です。

「私自身、阪神淡路大震災のリアルタイムの記憶はなく、教科書の中の歴史の1コマになっていました。 まさに映画の役どころとリンクしているんですけれども。もう20年経つと、あの震災が記憶にない世代が増えていて、 今、4割あの震災を知らないんですよね。そんな震災を知らない女の子たちが、神戸の街で日常を生きていく中で、 神戸の過去・現在・未来に思いを馳せるというようなストーリーになっています」(藤本さん)

撮影中、神戸に滞在していた藤本さんは、きれいな神戸の街並を満喫した様子。 でも震災時にはビルや高速道路が倒壊したり、大きな火災もあったりしました。 復興までには大きな力が必要だったことでしょう。等身大の現代女性を演じた藤本さんが、 この作品から感じたこと、伝えたいことというのはどんなことなのでしょうか。

「この作品は、神戸の街で今を生きている女の子たちの日常の中で、 過去にこういうことがあって、失われた街があって、今のこのきれいな街があるんだよということ。 この教訓をあとの世代に伝えていくということ。そして明るい未来ですね。 神戸の街で明るい未来を感じるような内容になっているので、 そこを感じていただけたらうれしいですね」(藤本さん)

映画では当時の映像も振り返りながら、今の神戸が映し出されています。 今の神戸からは元気な神戸、美しい神戸を実感できることでしょう。 3月には東日本大震災から4年となります。映画を通して20年前の震災に思いを馳せ、 復興した神戸を体感し、さらには東日本大震災の未来を思い描く機会にしてみては?

「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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