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下町情緒×アート×カフェ 今、「清澄白河」がおもしろい

J-WAVE土曜の番組「ATELIER NOVA」(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MITSUI FUDOSAN COME ACROSS TOKYO」。3月21日のオンエアでは、清澄白河にオープンした「gift_lab GARAGE Lounge&Exhibit | Design Studio」を紹介しました。

2月7日にオープンした同店。清澄白河駅前にある築80年ほどのランドマーク的な集合住宅「清澄寮」の1階をセルフリノベーションしており、車4台分が入るほどのスペースで、カフェ、ギャラリー、ショップ、デザイン事務所と、4つのスペースを展開しています。

代表の後藤寿和さんは、空間デザイナーとしても活躍しており、店内には「サウンドトリップ」という後藤さんの作品も展示。後藤さんは旅行に出かけるときに、普段聞き流してしまうような、日常の「音」を録ることが多く、世界各国から集めた小さな音たちが聞こえてくる箱に頭を入れて音を聞く作品なのだとか。音を聞いて世界へ旅に出る、体験型の展示となっています。

新潟で「カフェ&ドミトリー」という店も手掛ける後藤さん。カフェでは、その店で使われている新潟・越後妻有の米や食材を用いたカレーやキッシュをメインにしたメニューを提供します。

清澄白河といえば、東京都現代美術館があることで知られていますが、近年さまざまなギャラリーやショップが増えてきて“アートな街”となってきています。倉庫をリノベーションした施設もいくつかあり、たとえば蔦の絡まる外観が印象的な「ANDO GALLERY」、国内外のアーティストの個展などを展開する「小山登美夫ギャラリー」、美しい暮らしを集約したような生活雑貨をそろえる「ババグーリ」など、見どころが満載です。最近では、オープンから行列の絶えない「ブルーボトルコーヒー」なども注目されていますね。

下町情緒が残る清澄白河ですが、現代アートやカフェ、ショップなどの近代的な文化が融合しており、訪れる度に新たな発見があるような魅力的なスポットに変化し続けています。新たなお出かけスポット、清澄白河の今後に注目です。

【関連サイト】
「ATELIER NOVA」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/atelier/

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