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年に一度のチャンス! 長編12作品が出揃う「フランス映画祭」

J-WAVE平日(月~木)昼の番組「BEAT PLANET」(ナビゲーター:サッシャ)のワンコーナー 「HILLS AGENCY」。6月24日のオンエアでは、今週末から開催される 「フランス映画祭2015」に注目しました。

26日金曜日から「フランス映画祭2015」が開催されます。1993年から毎年開催され、 今年23回目を迎えるこの映画祭。今のフランス映画をバラエティー豊かなラインナップで、 毎年豪華なゲストとともに紹介されるとあって、フランス映画ファンには、 年に一度のお祭りイベントになっています。

今年は、全て日本初上映になる作品ばかり長編12作が集まりました。 長編12作のうちの1本はクラシック作品からマックス・ オフュルス監督の 「たそがれの女心」がデジタルリマスター版にて上映されます。 フランス映画は、大規模な上映をすることが少ないので、 12作もの作品が一挙に上映されるのは、ほかではないこと。 お気に入りのフランス映画に出会えるチャンスかもしれません。

映画祭を主催するユニフランスフィルムズの手束紀子さんに、 今年の見どころと、まだフランス映画ファンではない方に向けて、 フランス映画の魅力を聞きました。

「最近はハリウッドや、アメリカのインディー映画など に進出しているフランスの監督や俳優も多く、 だんだん作風自体も変わってきていて、いわゆる見やすい映画というのも 多くなってきています。その中にアメリカ映画とはちょっと違った、 ひねくれたユーモアですとか、ちょっとフランスらしいエスプリ というような、少し独特と言いますか、 違ったものを感じられるところが魅力だと思います」(手束さん)

なかでも、手束さんのおすすめは、アブデラマンシサコ監督の「ティンブクトゥ」という作品。 世界遺産に登録されているマリ共和国の古い都市を舞台に、イスラム過激派の弾圧に苦しめられ、 不条理に耐えている人々を描いたこの作品。弾圧に負けず、 生活を楽しもうとしている住民たちの姿が描かれていて、 感涙すること間違いなしの作品なのだとか。 フランスの権威ある映画賞「セザール賞」で計7部門受賞し、 アメリカのアカデミー賞の外国映画賞部門にもノミネートされている注目作品です。

「フランス映画祭2015」は、有楽町朝日ホールと TOHOシネマズ日劇で開催されます。 今週末は、今のフランス映画のエスプリに出会いに、出かけてみては?

【関連サイト】 「BEAT PLANET」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/beatplanet/

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