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虫好き解剖学者が、現代人に警鐘「1日15分、自然を見るべき」

J-WAVE日曜の番組「SAISON AMERICAN EXPRESS CARD VINTAGE GARAGE」(ナビゲーター:ロバート・ハリス)。8月30日のオンエアでは、解剖学者の養老孟司さんが登場しました。

東京大学名誉教授でもあり、2015年には、鎌倉の建長寺に虫塚を建立。7月には『虫の虫』(廣済堂出版)など昆虫エッセイも著している養老さん。オンエアでは、養老さんを赤坂でピックアップして緑の多い代々木公園まで車でドライブしながら、「虫」についての話を伺っていきます。

昔から虫好きだったという養老さん。しかし、虫を標本にしたり解剖したりすることから、虫への供養の気持ちで虫塚を作ったそう。虫塚は虫かごをイメージしたモニュメントが建てられており、自身も亡くなったら一緒に名前を刻むとか。

養老さんによれば、東京の都心でも皇居や明治神宮など、緑の多い場所では多くの虫が生息しているそう。東京でいえば高尾山、日本全国でいえば奈良の春日山は「不思議と虫が多い」エリアで、その根本的な理由は未だに分かっていないような、“特殊な場所”が存在しているのだとか。

しかし、養老さんは虫の多い場所より、虫がいないような場所に出向いて調べに行きたいという考えだと話します。そして、発見の多いこの仕事で「発見は常に自分に関する発見なんですよ」と語るその真意とは? 最後に、現代人に「1日に15分、自然を見るべき」と警鐘を鳴らす理由は、深く考えさせられるものがあります。「虫」をテーマに考える今回のオンエアを、どうぞお聞き逃しなく!

【関連サイト】
「SAISON AMERICAN EXPRESS CARD VINTAGE GARAGE」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/vintagegarage/

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