音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」

小橋賢児 俳優からの転身「ULTRA」との出会いは?

J-WAVE金曜の番組「GOLD RUSH」(ナビゲーター:渡部建)。8月7日のオンエアでは、ゲストに小橋賢児さんが登場しました。

現在、映画監督・俳優・イベントプロデューサーとしてマルチに活躍する小橋さん。役者として知られていた小橋さんですが2007年に全ての活動をストップし、渡米します。その理由とは何だったのでしょうか。

「簡単に言うと、小さい頃から俳優をやっていたので、本当に自分自身がやりたいことが分からずにきちゃって、自分の30代を見据えた時に新たな自分を発見したいと思って。特に目的はなかったのですが、どっちかっていうと、自分らしく生きてられないんじゃないかっていう日々の方が苦しくて行きましたね」(小橋さん)

以前、26歳でネパールに行ったとき、同い年の男性と会ったという小橋さん。「自分よりお金も地位もないけど、守る家族があって“人間力”があった。かたや僕はいろいろなもののしがらみの中で自分を守ろうとしていて。このまま続けて良いんだろうか、この人間力は自分にはないなと思ったんです。それで日本に戻ったら悶々としちゃって、嘘をついている自分を生きていられなくなって。このままじゃ精神的にもキツいっていうのもあったし。いろんな想いで行きました」と当時を振り返ります。

その頃は片言の英語しか話せなかったので、その後、英語を学ぶために渡米。アメリカ人の友達と車でアメリカを横断したそうですが、そのゴールがたまたまマイアミでした。偶然「ウインター・ミュージック・カンファレンス」の時期で、路上で友達の日本人DJにバッタリ会ったとか。そこで初めて存在を知ったのが「ULTRA」だったそうです。従来のアンダーグランドな日本のクラブのイメージとは別物で、昼間の空の下、若者たちがハッピーな雰囲気で楽しんでいる姿に感動したといいます。

それをきっかけに、イビザやベルリンなど世界のフェスを見に行くことにした小橋さん。帰国後、自分でもリアルな場を作りたいと友人とイベントを始め、企業のPRイベントや音楽イベントなどを手掛けます。そして5年前に「ULTRA」がアジアに初上陸する「ULTRA KOREA」際に、そのボスと小橋さんの友人が仲が良かったため、こんな奇跡的な展開に。

「アジアでやるんだったら日本をパートナーに入れた方が良いってことで、推薦されたのが僕だったんです。それで、いきなり開催3ヶ月くらい前にスカイプで『今すぐ日本のDJをブッキングしたいんだよ』って言われて。最初はもう何をして良いか分からなかったんですけど、すべてのことをやらせてもらいました」(小橋さん)

こうして昨年は「ULTRA JAPAN」のクリエイティブディレクターとして大成功をおさめ、今年も9月19日・20日・21日の3日間に渡りお台場で開催されます。今回もすごいラインナップですが「まだまだ隠し玉があります」と小橋さん。すでにチケットはソールドアウトとなっていますが、「一般券売が8月の中旬から下旬のどこかであると突然、発表すると思うのでアンテナを立てておいてください。ドキドキもイベントのひとつなので」と言います。

ULTRA JAPANのチケットを狙っているアナタ、まだまだチャンスはありそうですので、イベントのフェイスブックや公式HPを要チェックですよ!

【関連サイト】
「GOLD RUSH」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。