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肝を冷やして涼む? 美術館の幽霊画展

j-wave土曜午前の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター: 渡辺祐、山田玲奈)のワンコーナー「JR EAST STATION TO STATION」。8月15 日のオンエアでは「“うらめしや~、冥途のみやげ”展~全生庵・三遊亭圓朝 幽霊画コレクションを中心に」を紹介しました。

東京藝術大学大学美術館で開催されている同展では、掛け軸に水墨画のように描かれた江戸時代の幽霊画のコレクションを展示。怪談話を作ることが得意だった落語家の噺家三遊亭圓朝がコレクションした幽霊画50幅を公開しています。

日本の幽霊画といえば、白い着物を着た女性が「うらめしや」と手を前に出している印象ですが、それはお芝居からきているもののようで、幽霊画を見ると、だいたい手を懐で隠して、足がスーっと消えているそうです。これは絵師たちが幽霊の想像を膨らませてきたものですが、美人画風のものから、骸骨のようなリアルな怖いものまでさまざまな幽霊画を見ることができます。

実際に訪問したナビゲーターの渡辺祐さんによれば、会場は画を傷めないために照明を薄暗くしており、天井には緑色の蚊帳が吊られているので、これがよりいっそう怖さを演出しているとか。

開催は9月13日まで。江戸時代の人のイマジネーションに触れながら、暑い夏にヒンヤリと肝を冷やしてみては?

<関連リンク>
「RADIO DONUTS」
https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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