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石田純一 ジェームズ・ボンドから学んだ男の色気とは

J-WAVE勤労感謝の日の特別番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL READY FOR 007 SPECTRE」 (ナビゲーター:クリス・ペプラー / 岡田マリア)。11月23日のオンエアでは、 ゲストに石田純一さんが登場し、映画「007」から学んだ恋愛術について語りました。

12月4日(金)、007のシリーズ最新作「007 SPECTRE」が日本公開となります。 007ファンの一人、石田さんは、半世紀以上にわたって愛され続けてきた007シリーズを どのように観てきたのでしょう。

歴代のジェームズ・ボンドの中でも、石田さんが「男の中の男」として痺れてしまったというのは、 60年代「ドクター・ノオ」や「ロシアより愛をこめて」でジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリー。

「僕たちの世代にとって、原点はショーン・コネリーなんです。あまりにも格好良いんです。 ズラを被っていたんじゃないかという噂もありましたけれども、たとえ、 そうだったとしても格好良くて。ショーン・コネリーが演じたジェームズ・ボンドはある種、 長嶋茂雄のような、青春の中でずっと目標になり続ける人なんですよね」(石田さん)

ジェームズ・ボンドと言えば、その華麗なる恋愛遍歴抜きには語れませんが、 石田さんがジェームズ・ボンドから学んだ恋愛術はどこにあったのでしょう。 石田さんは「さりげない教養」にこそ、最高級の男に宿るものだと言います。例に挙げたのは、 「ダイヤモンドは永遠に」でのワンシーン。ジェームズ・ボンドはフランス料理店で 「クラレット」というワインを注文することで、ソムリエを偽物だと見破ります。 実は「クラレット」とはイギリスでボルドーワインのこと。 ソムリエだったら、知っていて当然のことを知らなかったためスパイだと看破し、 ジェームズ・ボンドは危機を脱したのでした。

「ひけらかすための知識や教養ではなくて、すでに持っていて、 自分がいつでも引き出しに出せる、これは男としては最高級の男だと思うんですね。 僕はそれ以来、女性というのはこういう男に絶対惚れるはずだと。つまり、 男の持っている世界観、あるいは教養、そういうのに惚れるんだということ。 だから男は生涯、勉強し続けなくちゃいけないと思っています」(石田さん)

最後に最新作「007 SPECTRE」について、「女性も共感できる作品なので、カップルで楽しんでほしい」 と語りました。その理由の一つとしてボンド・ガールの変化を挙げています。 「これまでのような、お色気ムンムンなだけではなく、女性も格好いいんです。 今回は男性もリスペクトするような女性なんですよ」(石田さん)。そんな格好良いボンド・ガールの姿に、 いつか娘のすみれさんがボンド・ガールになってくれたら、と願っているのだとか。

最新作「007 SPECTRE」は、12月4日から公開です。アクションだけでなく、 恋愛ドラマとしても楽しめるという本作。スクリーンから、 表層的ではない男女の色気を学びとってみては?

【関連サイト】 「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL READY FOR 007 SPECTRE」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/holiday/20151123/

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