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東京モーターショーで展示中! レクサス「ホバーボード」開発秘話

11月3日に放送されたJ-WAVEの特別番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL LEXUS presents BEYOND EXPECTATION」(ナビゲーター:別所哲也・池澤あやか)。オンエアの中では、LEXUSが発表したホバーボード「SLIDE」の開発秘話に迫りました。

先月、10月21日は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」で描かれた2015年の日ということで世界中のファンが盛り上がりました。そんな中、本作で主人公が乗った空飛ぶスケートボード「ホバーボード」が現実のものになったと話題になったのが、LEXUSが発表したホバーボード「SLIDE」。テレビなどで動画を見た人も多いのではないでしょうか。

動画では、白煙が吹き出すホバーボードに足を乗せると、宙に浮いたまま前に進み出し、壁や水面を滑走していきます。その迫力ある映像はCGなどの特殊技術を一切使っていないとか。宙に浮く仕組みは、磁気浮上技術により実現したそう。本体にはリニアモーターカーなどに使われる超伝導体が内蔵されており、走行中は液体窒素でマイナス197度に冷却されて宙に浮かんでいるとか。

プロジェクトの責任者であるデイビッド・ノードストロムさんによれば、開発には2つの大きな壁が立ちはだかったそうです。ひとつは磁気浮上技術の問題でした。

「最初に試した技術では上手くいかず、すべて白紙に戻し、このプロジェクト自体を取りやめることも考えたのですが、他の技術を試したところ、ホバーボードが乗り手の体重を支えることができ、そこから前に進むことができました」(デイビッドさん)

もうひとつは、スケードボーダーを見つけることでした。

「何人かのボーダーにトライしてもらったところ、このホバーボードを乗りこなすのはあまりに難しく断られていたのですが、プロ・スケートボーダーのロスは何度も挑戦し、最終的には技術者や科学者まで後押しする形で、このプロジェクトを素晴らしい方向に導いてくれたんです」(デイビッドさん)

革新的なテクノロジーだけでなく、それを乗りこなす人間にとっても挑戦の連続だったようです。難しく不可能だと思われることにチャレンジしていくLEXUSとスケートボーダーの姿勢が、見る人を感動させ、ワクワクさせる未来を感じさせるのでしょうね。

ちなみに、このホバーボード「SLIDE」は、11月8日まで開催している東京モーターショーのLEXUSのショールームに展示されています。宙に浮いたままの展示されていますので、その目で近未来を見に行ってみてはいかがでしょうか。

【関連サイト】
「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL LEXUS presents BEYOND EXPECTATION」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/holiday/20151103/

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