音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」

早起きが苦にならない体をつくるコツ

J-WAVE平日(月~木)午前の番組「POP UP!」(ナビゲーター:岡田マリア)のワンコーナー「DHC BRIGHTEN UP YOUR DAYS」。1月13日のオンエアでは、早起きが苦にならない体をつくるコツを紹介しました。

早起きをして朝時間を有効活用できれば、余裕をもって出社でき、フル回転の頭で仕事や勉強をやっつけて、さらには残業なしで夕方は自分を高める時間が持てたりして……、と思いつつ、冬の朝は暖かい布団の誘惑にあらがうのは難しいもの。でも、そんな方も安心してください。早起きが苦にならない体をつくるコツがあるのです。そのコツを東邦大学名誉教授 脳理性学者の有田秀穂さんに聞きました。

早起き苦にならない体になるために、上手に活用したいのが脳内のセロトニンという物質。セロトニンは一般にはハッピーホルモンと言われていて、このセロトニンを朝、上手に活性化してあげると1日が元気にスムーズにスタートできるのだそう。

セロトニンの働きの一つが、気持ちの上でポジティブな状態にして「今日やるぞ」という心の状態を作り出してくれること。セロトニンの脳内分泌が十分に分泌されると、内臓、心臓の働きや代謝が上がり元気に。さらには姿勢を整えてくれる働きもあります。

では、朝ぼんやりしている脳を目覚めさせるにはどんなことが有効なのでしょう。1つは、外からの刺激を加えること。顔を洗ったり、体を揺り動かしたり、一種のストレスを加えることがよいのだそう。2つめは、セロトニンを出すこと。セロトニンは太陽の光を浴び、簡単なリズム運動をするだけで分泌を増やしてくれます。朝起きて、すぐに朝陽を浴びて深呼吸するだけでも、体が目覚めてセロトニンが分泌されるとのこと。

おすすめは「朝のウォーキング」。軽いリズムの運動をするとセロトニンの分泌を促進してくれるので、朝陽を浴びながらウォーキングをすることは効率的なのだそう。ポイントは集中して行うこと。通勤途中に駅の構内や繁華街を歩いているとセロトニン分泌にはならないそうです。「ハッピーホルモン」であるセロトニンを分泌させるには、あまり人が起きていない時間に、公園や水辺など静かなところで集中して30分くらいウォーキングがベスト。頭も目覚めて気持ちもポジティブに、体も目覚めて代謝もあがり、姿勢もよくなる、そういう状態を積極的に作ってくれますよ。

まずは、朝陽を浴びて軽く体を動かすことからはじめてみては。ハッピーホルモンの働きで、いつの間にか早起きが楽しくなっているはず。

【関連サイト】
「POP UP!」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/popup/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。