「猫ソング」からひも解く、アーティストに猫好きが多い理由

J-WAVE平日(月~木)昼の番組「BEAT PLANET」のワンコーナー 「BEHIND THE MELODY~FM KAMEDA」(ナビゲーター:亀田誠治)。 2月22日のオンエアでは、「猫の日」にちなんで、 歌詞に猫が登場する「猫ソング」を紹介しました。

世間は今、空前の猫ブームです。猫を溺愛する著名人も多く、 かつてはジョン・レノン、アンディ・ウォーホル、ピカソ、エドワード・ゴーリーなど、最近ではテイラー・スウィフト、 斉藤和義さん、中島美嘉さん、坂本美雨さんなどが大の猫好きとして知られています。 このように猫好きのアーティストはとても多く、実は歌詞に「猫」が登場する曲もたくさんあります。 オンエアでは印象的な「猫ソング」を4曲紹介しました。

1曲目は、スピッツの「猫になりたい」。1994年に発売されたシングル「青い車」のカップリング曲ですが、 もともとはA面として発売される予定でした。そのためジャケットには、 そのまま猫のイラストが描かれているのが印象的です。

2曲目は、CHARAの「ミルク」。1997年に発売されたアルバム「JUNIOR SWEET」に収録されたこの曲は、 恋人の前で素直になれない自分を、気まぐれな猫にたとえた、CHARA独自の世界観が広がっている曲です。

3曲目は、東京事変の「黒猫道」。不吉の象徴と呼ばれている黒猫を主人公に黒猫に生まれた性(さが)を憂いながらも、 黒猫としての生き方を全うする姿勢を描いた力強い楽曲です。 ちなみに黒猫は椎名林檎さんの大のお気に入り。ご自分の事務所の名前も 「黒猫堂」と名付けているほど。

4曲目は、ビビアン・スーの「Beautiful Day」。TVアニメ「くるねこ」主題歌で、 ナビゲーターの亀田さんが作曲、プロデュースしました。お昼寝、窓辺、 ふわふわ、抱きしめたいなど、猫に関するキーワードがいっぱいの歌詞と、 ビビアン・スーさんの優しい歌声がマッチした正真正銘の猫ソングです。

さて、なぜ猫はアーティストに愛されるのでしょう。ある意味、 人間に一番近いところにいる猫は、ゴロゴロ、フニャフニャしながらも、 実は人間のことをよく観察している存在ともいえます。「我輩は猫である」でもそうですよね。 私たち人間は、潜在的に猫に「見られている」という意識があるのです。 だから、ストーリーテラーとして、猫は最強。恋愛でも人生でも、 猫の目線で語られると説得力が増すのでしょうね。

さらに、我々の生活のなかでの猫の性格や振る舞いが、 そのまま人間の性格に置き換えることが可能なのも見逃せません。 可愛いらしい女性、小悪魔的女性……、「あの子の性格、猫っぽいよね」なんてよく言いますよね。 その結果、ラブソングのなかでは、猫は「女性らしい心の動き」をたとえるのに使われることが多いようです。

また、最近はインスタグラムやフェイスブックに「猫」の写真をあげるアーティストが 国内外を問わず急増中です。猫に限らずアーティストが動物に向き合うときの素顔を見ると、 その人からにじみ出る愛を感じますよね。その結果、多くの人に共感されて、 フォロワーの数もグンと上がるそうです。

ときに謎めいて、ときにみんなの気持ちをほぐしてくれる猫の存在感。 それが数多くの猫ソングを生んでいる所以なのでしょうね。歌詞や歌声を通して、 猫の奥深い存在にアプローチしてみてはいかがでしょうか。

【関連サイト】 「BEAT PLANET」
オフィシャルサイト https://www.j-wave.co.jp/original/beatplanet/
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