音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
作詞家の仕事は「楽曲に言葉をのせていくこと」

作詞家の仕事は「楽曲に言葉をのせていくこと」

J-WAVEの平日21時50分からの番組「School TV DREAM TRAIN」(ナビゲーター:秀島史香)。今週は今井美樹さんの「PIECE OF MY WISH」、ももクロの「サラバ、愛しき悲しみたちよ」など、数々のヒットを生んだ作詞家、岩里祐穂さんをお迎えしてお送りしています。

そもそも、作詞家とはどのようなお仕事なのでしょう。岩里さんによると「J-POPやJ-ROCKなどの楽曲に、言葉をのせていく仕事」とのことでした。この道35年の岩里祐穂さんは、たくさんの作品を手がけてらっしゃいます。

今井美樹さんの「PIECE OF MY WISH」「Miss You」、坂本真綾さんの「プラチナ」、ももいろクローバーZの「サラバ、愛しき悲しみたちよ」、昨年、ももクロがKISSとコラボした「夢の浮世に咲いてみな」、アニメ関連作品では「創聖のアクエリオン」なども岩里さんが作詞されました。

まさにジャンルを超えた活躍ぶりですが、仕事は何からはじめることになるのでしょう。岩里さんによると、まずはレコード会社のディレクターや事務所の方から連絡があるそうです。時にはアーティスト本人から連絡があることもあるとか。連絡方法はメールや電話などさまざまで、その後、打ち合わせが行われるそうです。

「打ち合わせまでに、まずは曲を送ってもらいます。ドラマなどで使われる曲の場合は、資料を送ってもらいます。曲を聴いた上で話します。会って話す時や、電話で話すこともあります。メールだけのやりとりの時もあります。

テーマをつかむことが大事です。アーティストのどの部分を活かせばいいのか、お話をしているうちにあぶり出されてきます。実際にお話することは大事です。疑問点があればその場で話します」

また、日頃から面白いワードがあればメモしたり、スマートフォンに入力しておいたり、いつも準備をしているとも。映画を観て考えるのも、準備の一つのようです。

「話の順序をどうすればいいのか、“盛り上げる”というのはどういうことか…といったことを常に考えています。そこに仕事が舞い込んで、テーマの内容を言われた時に“あの引き出しに入っていた”と思うわけです。与えられた主題があって、そこに自分の札を出していくという感じです」

6月28日(火)のオンエアは、岩里さんの少女時代に夢を決定づけた、あるアーティストとの出会いのお話です。オンエアは21時50分からです。お楽しみに♪

【関連サイト】
「School TV DREAM TRAIN」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/dreamtrain/

スガ シカオ「kokuaでの作詞は合気道」メンバーの思いを代弁(2016年06月14日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/kkua.html

Ms.OOJA 歌詞はファンの相談から作る?(2016年05月15日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/msooja.html

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