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大宮エリー「志望動機と自己PRはつなげるべき」

大宮エリー「志望動機と自己PRはつなげるべき」

J-WAVE月曜-木曜23時30分からの番組「THE HANGOUT」(水曜ナビゲーター:大宮エリー)のワンコーナー「SOCIAL RESEARCH」。今月は全曜日を通して「就活応援企画」でお送りしています。6月22日のオンエアでは大宮が、現在就活中の学生たちの自己PR文を添削&アドバイスしました。

前回のジャーナリスト業界につづき、ブライダル業界を志望しているという学生に、実際の面接で使用している自己PRを聞かせてもらいました。

「私は人とコミュニケーションをとることが好きで、高校のときからカフェでアルバイトをしています。やっぱりカフェですとお客様であったり、共に働く従業員の方とコミュニケーションを取ることが多いので、事務的なマニュアル通りのコミュニケーションだけではなく、ちょっとプラスアルファした挨拶だったりを心がけています。

私は興味を持ったものは徹底的に追及するタイプです。大学3年生のときにゼミで研究発表会がありまして、そちらで選抜に選ばれました。そのときに最近の先端企業というテーマで、共に選抜されたゼミの友だちと一緒にその先端企業について、ネットショッピングの会社だったりVRの会社を研究して多くのゼミ生や先生方の前で発表しました。

そういったところで自信もつきましたし、多くの方の前で発表する力、自分の言葉で相手を説得させる、自分の言葉で相手に伝える力を身につけたので、そういったところを御社でも発揮していきたいなと思っております。以上です」

というものだったのですが、みなさんはもし自分が面接官だったら、これを聞いてどう感じますか?

大宮は「私はなんだか、アレもコレも盛り込んでる感じがしちゃったんだよね」との印象だったそう。

「どんな面接官に当たるかわからないからね…。相手がいい人だったらいろいろ質問してくれると思うけど、とてもたくさんの面接をしてきて疲れている状況で聞く人もいるかもしれないじゃん? だからどんな状況でも受かるようにしておきたいって考えると、カフェと、大学のゼミの話もしてたよね。そこでもし『選抜メンバーって何だろう?』とか、『何だろう?』って感じたら思考が止まっちゃうんだよね。『何だろう?』と思わせないことがポイントです」と大宮。

また、就職希望先をブライダル業界に絞って面接を受けるのであれば、ブライダル関係の人が聞いて興味を引くような自己PRを書くべきで、「要は志望動機と自己PRはつながらなくちゃいけない」(大宮)とのこと。

「学部ゼミの発表会の選抜メンバー」「先端企業」など、知らない人には“?”となるワード、さらにそれらがブライダルにあまり関係がないのであればなおさら、自己PRに入れるのは、あまり得策ではないかもしれませんね。

さらに、大宮が気になったのがカフェのアルバイトの話の中で「マニュアル通りのコミュニケーションだけではなく」という言葉。「じゃあマニュアル通りの対応じゃないっていうのはどういうことなの? っていう、そこが知りたいのに」と大宮。これまでこのコーナーで大宮は「自己PRでは具体的なエピソードが印象に残る」と伝えてきましたが、今回はそこが足りていなかったようです。

そこで、大宮がアドバイスしたことは、カフェで自分がやってきた具体的なエピソードをわかりやすく、箇条書きにすること。そして、それらをブライダルの仕事にどう活かしていくかをしっかり考えて伝える、というものでした。

就活生のみなさん、志望動機と自己PRはちゃんとつながっていますか? そして面接官に“?”を感じさせる内容になっていませんか?

6月は「就活応援企画」ということで、宇野常寛、川田十夢、大宮エリー、蔦谷好位置の各曜日ナビゲーターがそれぞれの視点で向き合います。いよいよ次週が最終週ですので、ぜひ「THE HANGOUT」オフィシャルサイトやツイッターからご参加ください♪

【関連サイト】
「THE HANGOUT」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/hangout/

面接の自己PRに大切なのは「具体的なエピソード」(2016年06月17日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/pr-1.html

大宮エリー、面接は「趣味」「社会勉強」と考えろ!(2016年06月09日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/post-1730.html

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