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泉まくら、「ゆるふわラップ」誕生の陰に好きな人あり

泉まくら、「ゆるふわラップ」誕生の陰に好きな人あり

J-WAVE月曜-木曜朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。9月14日(水)のオンエアでは、「ゆるふわラップ」で話題の泉まくらさんをお迎えしました。

福岡在住の泉さんは、 2012年に「卒業と、それまでのうとうと」でデビュー。くるり主催「WHOLE LOVE KYOTO」出演や、パスピエとのコラボ音源「最終電車」リリースなど大きな話題を集めました。2014年のTVアニメ「スペース☆ダンディ」では菅野よう子さんとのコラボ楽曲を提供したり、とにかく今、注目のアーティストです!

そんな泉さんがラップにハマったのは、なんと恋愛がきっかけだったそうです。

:18歳くらいの時に好きだった男の子が、ヒップホップユニットの「餓鬼レンジャー」が好きで、「知ってる?」って聞かれた時に、サビの部分だけ知っていたから思わず「知ってる!」って即答してしまったんです。そしたらCDをたくさん貸してくれて、正直その時はあまり興味がなかったんですけど(笑)、聴いているうちに「こんなにカッコいい音楽があったんだ!」って思って、今までに聴いてきた音楽とは違う衝撃を受けたんです。それで完全に、その男の子よりもラップにハマってしまって(笑)。

別所:目覚めですね!

:完全な目覚めだったと思います(笑)

泉さんのラップは「ゆるふわラップ」と呼ばれています。ラップといえば攻撃的なイメージがありますが、泉さんの場合は自然な発声で、歌詞の内容も主張をテーマにしたものではないため、「そういう雰囲気も含めてこう呼ばれるようになったのかな」と、自己分析してくれました。

別所:歌詞はどのようにして考えるんですか?

:基本的にはシーンを描きたいと思っていて。そのシーンを、今の自分のフィルターを通して言葉に描写していく作業に近いかもしれないです。

別所:じゃあ最初に映像が浮かんでくるんだ!

:他の方にトラックを作ってもらってるので、それを目を閉じながら聴いていると色々なことが浮かんでくるんです。

そんな泉さん、ご自身は音楽に出会ってからいろいろことが変わったそうです。

:気持ちを整理することができるようになったりとか、今後すべきことを明確にできるようになりました。

別所:心の整理整頓ができるようになったんですね。

今後の目標は、誰が聴いても意味が分かる“歌”と“ラップ”と“日本語”のベストなバランスを探りたいとか。

:とても難しくもあり、おもしろくもあるんですけど、5年後にはかたちにできている予定です!

泉さんの3rdアルバム「アイデンティティー」は9月7日(水)に発売されたばかり。このタイトルは、収録曲を作ってから決めたそうで、その由来は「自分で客観的に聴いた時に、自分の変わらない部分、核にあるようなものが散りばめられているような気がして、最終的に『アイデンティティー』にしました」とのことでした。気になった方は、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか♪

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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