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TOSHI-LOW「本当に必要なものは想像力」

TOSHI-LOW「本当に必要なものは想像力」

J-WAVEが今注目するさまざまなトピックをお届けする日曜夜の番組「J-WAVE SELECTION」。9月18日にオンエアされた「Hitachi Systems HEART TO HEART」(ナビゲーター:小林武史)では、8月10日(水)に行われた番組公開収録イベント「Hitachi Systems HEART TO HEART@豊洲PIT」の模様をお届けしました。

イベントのゲストには、ピアニストの小山実稚恵さん、ACIDMANの大木伸夫さん、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDのTOSHI-LOWさん、Salyuさんが登場。小林とのスペシャルなセッションやトークで会場を盛り上げました。

7月、宮城県石巻港雲雀野地区で開催された「Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016」。4年ぶりにap bank fes に出演したという大木さんは、アートに特化していたという今回のフェスを振り返り、「僕もいろいろなフェスに出させてもらっているんですけど、こんなフェス見たことない! やったことない! 経験したことない! って全員テンション上がってましたね」と語りました。

さらに小林との交流については、「1年ほど前にとある企画で、小林さんが推薦するボーカリストというかたちでイベントをやらせてもらって」と、小林からのアプローチがきっかけだったそうです。

続いて、同じく「Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016」に出演したTOSHI-LOWさんのトーク。震災後のアートの力や役割について語りました。

「本当に必要なものは、想像力だった気がするんですね」。人間の目に見えるものばかりを信じるのではなく、想像力を育むことが大切だと言うTOSHI-LOWさん。震災時に99.8%が生存した岩手県釜石市の奇跡の実話を例に、想像力を育むアートの大切さを訴えました。

「中学生の子たちが幼稚園の子たちをおぶって、もういっこ上の段まで逃げて、それで助かった。その子たちは多分、そういう危機感が発達してたんじゃないかな? こういう風に言われたからその通りにする、いわゆる1+1=2みたいなテストの学力じゃないものを持ってたんだと思うんですね。そういう命のアンテナを育てるためには、俺は音楽や絵はとても良いことだと思う」(TOSHI-LOWさん)

そして、番組では小林を交えたスペシャルセッションのライブ音源もたっぷりお届けしました!

「Hitachi Systems HEART TO HEART」は毎月第3日曜日の22時から。来月も被災地を巡る取材や、復興支援活動をするゲストを迎え、震災後の未来をお伝えしていきます。

【関連サイト】
「Hitachi Systems HEART TO HEART」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/special/hearttoheart/

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