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六本木で「きのこの山」を解剖する?

六本木で「きのこの山」を解剖する?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「POP UP!」(ナビゲーター:岡田マリア)のワンコーナー「PIN UP」。10月27日(木)のオンエアでは、身近なもののデザインをいろいろな角度から解剖する「デザインの解剖展」を紹介しました。

“デザインの解剖"とは、身近にあるさまざまなものを、あらゆる角度から見て解剖することで世界を見る…というプロジェクト。2001年から行われているこのプロジェクトでは、これまでに「ロッテ キシリトールガム」「富士フィルム 写ルンです」「タカラ リカちゃん」「ISSEY MIYAKE A-POC BAGUETTE」などの製品を解剖してきました。

本展では新たに「株式会社 明治」の5つの製品に着目し、「きのこの山」「明治ブルガリアヨーグルト」「ミルクチョコレート」「明治エッセル スーパーカップ」「明治おいしい牛乳」が解剖の対象になっています。

ギャラリースペースに入って、すぐ展開されているのが「きのこの山」の解剖です。

まずは、チョコレートスナックの歴史や市場の情報から始まり、ネーミングの紹介、パッケージがどのように構成されているかを細かく分析。そこでは外装に描かれている"きのこの山の風景"のジオラマやロゴから、商品管理やお問い合せの表示に至るまで、こと細かくバラバラに解剖されています。

そして、実際にチョコレートがどんな成分でできているのか、舌触りや歯ごたえ、香りはどんなものなのか、普段見ることのできない要素にまでアプローチされています。

それぞれ、ありとあらゆる視点から製品を解剖しているので、デザインはもちろん工場での過程や流通、マーケティングなど、見る人によって、あらゆる視点から楽しめるというのも、この展覧会の魅力の一つです。普段何気なく買って、食べて、ポイっと捨ててしまっている身の回りにある、さまざまな"もの"に対する捉え方が変わっていきそうです。

「日頃、慣れ親しんでいる商品のわからない点が、今回の展覧会では可視化されています。身近なものにこれだけ未知数のものが表れていたことがわかると思います。社会や暮らしとデザインとの関係や、可能性などについて考えるきかっけになれば」(「デザインの解剖展」広報)

「デザインの解剖展:身近なものから世界を見る方法」は、東京ミッドタウン・ガーデン内にある「21_21 DESIGN SIGHT」で2017年1月22日まで開催しています。ぜひ、足を運んでみてください。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「POP UP!」
放送日時:月・火・水・木曜 9時―11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/popup/

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