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インドの流行音楽を最新ボリウッド映画から探る!

インドの流行音楽を最新ボリウッド映画から探る!

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「ORIENTAL MUSIC SHOW」(ナビゲーター:サラーム海上)。11月25日(金)のオンエアでは、“ボリウッド映画”と呼ばれる南アジア・インドのヒンディー語映画の、最新音楽を特集しました。

■シャンカル=イフサーン=ロイ、ヌーランシスターズ「Hota hai」

まず1曲目に紹介したのは、10月にインドで公開されたばかりの歴史ドラマ大作「ミルジア(Mirzya)」のサントラ。映画は、北インド、パンジャーブ州に伝わる中世の恋愛映画を題材にして、過去と現代を行き来するストーリー。「主演俳優は男女共、新人ですが音楽陣は超豪華です!」(サラーム海上、以下同)

都会的なポップスを得意とする3人組プロデューサーチーム、シャンカル=イフサーン=ロイや、ポップスターのダレル・メヘンディなどがサントラを担当。平均的なボリウッド作品の2倍以上の全15曲の新曲を投入しています。

番組では、このサントラからもう1曲。ダレル・メヘンディが歌う、パニャーブ民謡調の曲「Mirzya」もお届けしました。ダレル・メヘンディは、カラフルなターバンを頭に巻いてヒゲ面で丸顔、小太りなキャラクター。「インドのパパイヤ鈴木と呼びましょうか。真面目な曲も彼が歌うとコミカルに聞こえてしまう、貴重な存在です」とサラーム。ボリウッド映画音楽にはなくてはならない存在だそうです。

■アルマーン・マリク&ニーティ・モーハン「Sau Aasmaan」

こちらは9月に公開されたSF系恋愛映画「バール・バール・デコ(何度でも見て)」からの1曲。「こうしたEDM歌謡は、アメリカや日本だけでなく、現在のボリウッド映画でも主流になっています。世界中にEDM歌謡をまとめていくのもおもしろいかもしれません」

■パラーク・ムッチャル「Prem Ratan Dhan Payo(プレーム兄貴、お城へ行く)」

10月に東京・大阪で開催された「インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン 2016」でも上映された、ボリウッド界の“キン肉マン”こと、サルマン・カーン主演の「プレーム兄貴、お城へ行く」から、映画のタイトルソングにもなっている曲。

「この映画は庶民の味方、サルマン・カーン主演の作品だけに、1人2役の勧善懲悪ストーリーというベタベタな感じです。豪華絢爛のダンスシーンなど古き良きボリウッドを再現するような作風で、2015年のインド映画の興行収入第2位となっています」

年間に2,000本以上も制作されるボリウッド映画。その流行は数カ月ごとに変わるそうなので、そこに使われている音楽を聴けば、インドの最新ミュージックシーンも知ることができそうですね!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「ORIENTAL MUSIC SHOW」
放送日時:毎週金曜 26時-26時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/dc3/

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