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クリエイターがスタイリッシュな「乾物」カフェ開く

クリエイターがスタイリッシュな「乾物」カフェ開く

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「POP UP!」(ナビゲーター:岡田マリア)のワンコーナー「7-ELEVEN GOURMET-3」。12月8日(木)のオンエアでは、浅草のスタイリッシュな「干物カフェ」を特集しました。

浅草でプレオープン中の干物・乾物を使ったカフェラウンジ「ほしや」は、クリエイターとして一緒に仕事をしていた男性3人組が立ち上げ、現在、新年のグランドオープンに向けて試運転中。ご近所さんの間で話題になっています。

「『干物をお茶漬けにするとおいしいんだよ』という話が一番最初にあって、お茶漬けにするダシも干物だし、塩こんぶ、ひじき、切り干し大根とか…結構、僕らのまわりに溢れてるなと。それから、ドライフルーツやドライトマトなど簡単にできるけど、あまり家庭ではやらないものを、ただ出しても面白くないので、新しい乾物の種類を探しつつ、まだ世に無いものでもやってみて、新しいメニューづくりをしていけたらなと思っています」(同店の佐藤さん)

目指しているのはただの飲食店ではなく、“おうち”のように集える、コミュニケーション・スポット。「今日は何があるの?」とか「こんなのどう?」とか、会話の中から食べるものが決まっていくような、多様な過ごし方に対応できる場所にしたいとのことです。

そんな「ほしや」で食べられる干物・乾物が主役の料理とは? おすすめメニュー、ベスト3を紹介してもらいました。

■干しきのこのクラムチャウダー

干しきのこは、お店のビルの屋上で天気の良い日は天日干し。天候の悪いときはフードドライヤーを併用しています。天日干しをするとダシがでて味がまろやかになり、歯ごたえがクセになる一品です。

きのこを干すと水分が抜け、うま味がぎゅっと濃縮して濃厚な味わいになりますが、スープに入れることで深みが加わり、滋味深いおいしさになります。ほかには白ワインで蒸してふっくらさせたアサリや、タマネギ、ジャガイモ、ブロッコリーなどが入っており、その癒される味わいにすでにファンが多く、「スープジャーに入れて持ち帰りたい」と言う人もいるそうです。

■しらすのイカチョビピザ

アンチョビの代わりにイカの一夜干しを使い、ニンニクとオリーブオイル、塩・胡椒を混ぜ合わせて作ったソースと、しらすで焼いたピザです。こだわっているのは、ニンニクを臭みを落ち着かせてからイカと混ぜ合わせている点です。

ソースは、イカの食感を感じるようにつぶつぶ感を残しています。上にのせているしらすも干物なので、とても相性が良く、ピザ生地はフカフカなタイプ。アンチョビの苦味が苦手という人や、子どもでも喜んで食べられるピザです。

■干し芋のプリン

干し芋とミルクで作ったプリンです。芋を干すとねっとりと甘い味わいになりますが、それをミルクでマイルド&なめらかにして、冷やして固めて仕上げます。干し芋の自然な甘さがちょうどいい感じに生かされていて、干し芋のモサモサとした食感はなく、知らないと干し芋だとは気づかないほど。

「干物」「乾物」は、食材を長期保存するための知恵だったりしますが、「ほしや」で、現代の暮らしにフィットするメニューの数々を体験することで、新しい活用法が発見できるかもしれませんね。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「POP UP!」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/popup/

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