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資生堂のメイクアプリがスゴすぎる!

資生堂のメイクアプリがスゴすぎる!

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。12月13日(火)では、今年1年のテクノロジー&テクニックを振り返り、“番組が勝手に”表彰する「ライフテック・アウォード 2016」から、ビューティー部門を発表しました。

ビューティー部門の大賞は、資生堂が開発したバーチャルメイクアップアプリ「テレビューティー」! 番組では、表彰状の授与と共に、資生堂宣伝・デザイン部クリエーティブ企画室長、片岡まりさんをお迎えして、お話を伺いました。

「テレビューティー」はオンライン会議の際に、画面の顔に自動でメイクや顔色補正を行うアプリで、資生堂が長年研究してきた2つの技術が使われています。

1つ目はメーキャップシミュレーター。実際にメイクしていなくても、画面上では顔にメイクしたように見せる技術です。2つ目は、メイクソフトを開発する技術。これには、世界のファッションショーや広告のモデルメイクで培ってきたメイクアッププアーティストの技術が活かされています。ちなみにメーキャップシミュレーターは機械学習で、データをもとにコンピューターが自ら学習し、今あるデータを分類したり、まだ見ぬデータを予測したりする技術。事前に色々な形の顔を学習しておくことで、新しい顔をみると、どこに目や口、鼻があるか予測して、ズレが起きにくい予測ができるそうです。

資生堂は1999年より、店頭で実際にお客さんにメイクしなくても画像で試せるようなメーキャップシミュレーターの開発を行っていたそうで、それらのノウハウを活かしたテレビューティーは、昨年の夏から、宣伝・デザイン部の若手社員が中心となり、開発をスタートしたそうです。

ちなみにテレビューティーは女性だけでなく男性にも使えます! 肌色補正など顔色を良くする効果や、目の下のくまを消したり、顔の凹凸もはっきりするので、「4割増しでイイ男になる」と片岡さんも太鼓判。別所も番組内で実際に試していましたが、とても楽しそうでした(笑)。

「もっと女性たちが生き生きと自分らしく自由に自信を持ってオンライン会議に参加できるように支援して行きたい」と語る片岡さん。実際に使っている女性からも「オンライン会議に出るのが楽しくなった」という声も聞かれるので、さらに実用化に向けて進めて行くそうです。

まだ試験運用中というテレビューティーですが、既に海外でも反響が大きく、40カ国以上のウェブサイトで取り上げられ、テレビ取材もあったそうです。元々日本人の顔立ちを想定したアプリですが、入っている4つのパターンは割と普遍的なメイクということもあり、海外でもあまり価値観の差は出なかったとか。

今後は、テレビューティーで発見した新しい口紅の色を実際のお店で買い求める楽しい仕組みや、さらに将来的にはIoTを搭載した化粧品(!)など、その時その時でなりたい気分を叶えていける、そんな夢のある商品を開発して行きたいと今後の抱負を明かしていました。

12月14日(水)の「ライフテック・アウォード 2016」は、ライフスタイルをよりスマートにしてくれた「テクニック」部門をお送りします♪

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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