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稲葉浩志&スティーヴィー・サラス、コラボ作を語る

稲葉浩志&スティーヴィー・サラス、コラボ作を語る

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「SAPPORO BEER OTOAJITO」(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。12月17日(土)のオンエアでは、ゲストに「INABA / SALAS」(稲葉浩志、スティーヴィー・サラス)が登場。来年1月にリリースするアルバム「CHUBBY GROOVE」の制作の舞台裏や、2人の音楽ルーツをたっぷりと伺いました!

サンディエゴ出身のギタリスト、スティーヴィー・サラスさん。もともとはサーフィンに熱中していたそうなのですが、ギターを弾きはじめてからはプロを目指してLAへ。ファンクの帝王、ジョージ・クリントンのもとでさまざまな活動を行い、ロッド・スチュワートのバンドのギターを担当したのがキャリアのはじまりなのだそう。

そんなサラスさんが、約20年前に「スティーヴィー・サラス・カラーコード」という作品で来日した際、稲葉さんはライブを観に行ったのだとか。B'zの松本孝弘さんがライブにゲスト出演した縁で交友がはじまり、友人として「将来的になにか面白いことがやりたいね」と話していたことが、今回のプロジェクト「INABA / SALAS」につながったといいます。

まずは、サラスさんのどんなところに惹かれているか、稲葉さんに伺いました!

稲葉:ハードでファンキーなロック。そういったグルーヴは、僕の中にはないから憧れて…。ギターのちょっとしたフレーズだったり、バッキングだったり、共鳴するというよりも、彼のようなグルーヴをバックに歌ったらどうなるだろう、という興味はありました。
サラス:B'zはデビュー当時はものすごいファンキーなグループだった!

続いて、2人の音楽的ルーツについて伺いました!

サラス:最初に買ったレコードは、デヴィッド・ボウイの「ダイアモンドの犬」。残念ながら今年の1月に亡くなってしまいましたけど…大好きで!
稲葉:ボウイは僕も好きです。一番聴いていたのは、「ジギー・スターダスト」でした。
サラス:あとは、イギー・ポップ、ジェームス・ブラウン、スティーヴン・タイラー、ミック・ジャガー、ジャスティン・ティンバーレイク、それと…稲葉浩志(笑)。
稲葉:僕は一番古いものだとフィンガー5まで遡りますけど(笑)、兄の影響でレッド・ツェッペリン、ジェフ・ベックは聴いていました。エアロスミスもですね。
サラス:ザ・クラッシュも!
稲葉:ザ・クラッシュは、2人の共通項の一つ。
サラス:LAへ移動中、カーラジオからザ・クラッシュが流れると、彼は「音量上げて聴こう」と言っていた。ザ・クラッシュの楽曲は、彼の方が詳しいよ。
稲葉:それはわからないけど、結構知っています。

さて、気になるのが、2人による最新アルバム「CHUBBY GROOVE」。どのような作品になっているのでしょうか。

稲葉:サウンド面は、スティーヴィーがメイン。初期の段階で彼が曲の構想を語ってくるんですけど、僕の音楽体験ではカバーしきれない部分があって。曲の最終段階になってそれが見えてきて、そこではじめて「こういうことだったんだな」って思えて。彼の頭の中にあるロックのアーカイブはすごく大きくて、それは、僕が本来持っていない部分なので、そういう意味でとても大きかったですね。
サラス:自分の人生を変えてくれた、ジェームス・ブラウンの「セックス・マシーン」という曲があるんだけど、この曲のベースラインを参考に、ギターのリフとして自分の曲に取り入れているんだ。
稲葉:こういう着眼点。彼は目の付けどころがすごく面白い!

ところで、アルバムタイトルである「CHUBBY GROOVE」にはどんな意味があるのでしょうか。

サラス:「この音って太った(=CHUBBY)音だよね」という会話から、このタイトルになったんだ。

意外にも日常会話からアルバム名が決まったのですね。仲の良さが伺えます。

そんな今回のアルバムですが、日本やアメリカ、カナダなどを移動しながら、ときには大きな豚がいる山奥のスタジオや個人スタジオなどを転々としながら完成させたそうです。1月18日(水)のリリース後は、本作をひっさげたツアーが1月25日(水)からスタート。2月6日(月)からは東京公演3デイズが決定しています。2人から目が離せませんね!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「SAPPORO BEER OTOAJITO」
放送日時:毎週土曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/

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