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テロ事件から半年、イスタンブールは信じられない姿に

テロ事件から半年、イスタンブールは信じられない姿に

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「ORIENTAL MUSIC SHOW」(ナビゲーター:サラーム海上)。2月24日(金)のオンエアでは、前回に引き続きトルコの最新音楽をお届けしました。

サラームが先日訪れたというトルコ・イスタンブールで見つけた最新の音楽の数々。今回はロック系のアーティストを中心にピックアップ。

まずは女性歌手、ガイ・ス・アクヨルのバックバンドを務めるオルタナティブ・ロック・バンド、ブビトゥザクの新作から「Harakiri」。サーフィン・ギターとトランペットを中心にマカロニ・ウェスタン+トルコ民謡+プログレッシブ・ロックといった、“不思議”なサウンド。サラームはイスタンブール滞在中にガイ・ス・アクヨルのバースデーパーティーに招かれ、居合わせたバンドメンバーからこの新作を直接手に入れたそうです!

続いて、この番組でお馴染みのババ・ズーラのアルバム「XX」からアルゼンチンのデジタル・クンビアの女性アーティスト、ラ・ジェグロスとの共作曲「Carino」。このアルバムは20周年を迎えたババ・ズーラの集大成的な作品です。サラームもメンバーと15年来の付き合いがあることから、アルバムのブックレットに、サラームが撮影した日本公演や、なぜか熊本のくまモンの写真などが写り込んでいるそうです。

番組ではそのほかにも、トルコのサイケデリック・ロックバンド「ファイルズ・デリン・ブルット」の元リーダー、デミール・ケネン・アタイのソロ新プロジェクト「エレクトロ・ハフィス」の「Deutsche Freunde(Hey Douglas Dubmix)」や、ストーナーロック・バンド「ウルル」の「Set Loose」、ブラスバンド編成のコレクティブ・イスタンブールの「Acimadi Yine」などをお届けしました。

また番組では、サラームが半年振りに訪れたイスタンブールの様子についても紹介。渋谷センター街や銀座のように賑わっていた「イスティクラル通り」が、相次ぐ爆弾テロの影響で観光客が激減し、地元客の足が遠のいたせいで多くの店が閉まり空き家だらけだったそう。27年間トルコに通い続けているなかでも「信じられない状況」だったとか。

しかし、中心部から離れた港町ベシクタシュや、アジア側に位置するカドゥキョイは、若者がなだれ込んで活気づいており「街は『生き物』で一年足らずで繁栄もすれば、衰退もすることを実感した」と語っていました。

番組の最後には「テロの影響で危険な国というイメージがついてしまったトルコですが、こんなにおもしろい音楽が次々と生まれている」とサラーム。トルコ音楽の最前線から多様性が感じ取れるオンエアとなりました!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「ORIENTAL MUSIC SHOW」
放送日時:毎週金曜 26時-26時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/dc3/

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