音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
杏&大倉眞一郎が「村上春樹」作品を紹介!

杏&大倉眞一郎が「村上春樹」作品を紹介!

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「BOOK BAR」(ナビゲーター:大倉眞一郎・杏)。2月25日(土)のオンエアでは、杏と大倉が村上春樹作品の魅力を紹介しました。村上春樹さんといえば、新刊『騎士団長殺し』の第1部を発売したばかりで、今まさに出版界を賑わせています。

この日、杏が紹介したのは『日出る国の工場』(新潮社)でした。村上春樹さんとイラストレーターの安西水丸さん共著のルポルタージュです。消しゴム工場や人体標本の工場、さらにカツラの工場、コム・デ・ギャルソンの工場、CDの工場などを訪れています。

実は村上さんと安西さんは、村上さんが小説を書きはじめる前からの付き合いだそうです。杏は「安西さんの力の抜けた絵に、村上春樹さんが『これはどういった絵ですか?』といった具合に書き込みをしてるんです。『別に意味はありません。水丸』という感じだったり。言ってみれば『脱力系エッセイ』です」と解説しました。

この安西さんの絵によって、村上春樹の、ちょっとお茶目な一面も書かれてあるそうです。

:「この日、村上さんは(見学なのに)半ズボンで来ました」っていうことも書いてあります。
大倉:半ズボンで行ったりするんだね(笑)。
:確かに、マラソンの本を出しているからか、半ズボンの印象があったなあと。

工場に行ったことを書くために苦労もあったようです。「良いことばかりは書かれないだろう」と、取材の相手から警戒されてしまったということも書かれてあるとか。ちなみに、杏はお二人ともお会いしたことがあるそうで「お二人とも、ほんわかしています。そのお二人が30~40代だった頃に、工場見学をしていたと思うと、ほっこりします」と杏。

また、新刊『騎士団長殺し』が発売されたことに関連して、大倉は「村上さんの新作の内容は、発売前にまったく知らされない」と明かしていました。本をプロモートする人でさえ、教えてもらえないという徹底ぶりだそうです。

一方、大倉は村上春樹さんのデビュー作『風の歌を聴け』(講談社)を紹介しました。発売当時22歳だったという大倉さんは、村上春樹さんの若さと、文体の新しさに衝撃を受けたそうです。気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「BOOK BAR」
放送日時:毎週土曜 24時-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/bookbar/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。