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ペットボトル4万本のゴミ、荒川の「調べるゴミ拾い」

ペットボトル4万本のゴミ、荒川の「調べるゴミ拾い」

タイムフリー

J-WAVEでオンエア中の「~JK RADIO~TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「COME TOGETHER」。3月24日(金)のオンエアでは、NPO荒川クリーンエイド・フォーラム事務局の藤森夏幸さんにお話を伺いました。

「荒川クリーンエイド・フォーラム」は、1994年から荒川でゴミ拾い活動を中心に、自然環境回復を助ける活動を行っている団体。荒川のゴミの種類と数を調査しながら行う「調べるゴミ拾い」を実施しています。これは、単純にゴミを拾うだけでなく「どのようなゴミが落ちているか?」を調べることで、参加する人が、このゴミを無くしていくためにはどうすればよいかを考えるきっかけに役立てています。

発足当初はタイヤやバイク、車のバンパーなどの粗大ゴミの不法投棄や、タバコの吸い殻がたくさんあったそう。最近では徐々に大きなゴミは減少する一方、昨年はペットボトルが流域全体で4万本以上拾われ、まだまだ多くのゴミが荒川に落ちている状況です。

荒川下流部は都会を流れる人口河川にも関わらず、河川敷に豊かな自然が広がり、ヨシ、チガヤなどの植物、オオヨシキリ、ベンケイガニ、干潟にはトビハゼなどさまざまな生き物も生息しており、子どもたちが自然や生き物に触れ合える環境が整っています。ゴミがこれらの生物に与える影響も大きので「楽しい場所を守るためにゴミを減らしていこう」と教える環境教育の場としても活用しています。

参加者は、地域ボランティアの人が大半ですが、企業のCSR活動や、新人研修としてゴミ拾いに参加する企業も増えており、「こんなにゴミが落ちているとは思わなかった」と驚きと共に、「生活の中でゴミをきちんと分別したり、マイボトルなどでゴミを減らしたい」「ゴミ拾いって意外に楽しい」といった声が寄せられているそうです。

今後の日程ですが、来月4月23日(日)には江戸川区の下平井水辺の楽校で「荒川クリーンエイド体験会」を行い、その後も定期的に事務局が主催する活動を予定しています。詳細はホームページに掲載してあるので「荒川 ゴミ拾い」で検索してチェックしてみてください。

また、トビハゼをモデルにしたマスコットキャラクター「あらくりくん」のLINEスタンプも発売しています。ゴミ拾いに参加できない方も、こちらのスタンプを購入することで環境保全に参加できるそうです!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「~JK RADIO~TOKYO UNITED」
放送日時:毎週金曜 6時ー11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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