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リカちゃん人形、父は行方不明?祖父の素顔も明らかに

リカちゃん人形、父は行方不明?祖父の素顔も明らかに

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「POP UP!」(ナビゲーター:岡田マリア)のワンコーナー「PIN UP」。3月23日(木)のオンエアでは、松屋銀座にて開催中の「誕生50周年記念 リカちゃん展」を紹介しました。

1967年に誕生し、今年50周年を迎える着せ替え人形「リカちゃん」。タカラトミー広報課の村山麻衣子さんによると、今回の展覧会はいろいろな時代へタイムスリップしながら「自分が遊んだ頃の私のリカちゃんを探せる」というコンセプトで、歴代の約580体が一挙に展示されています。リカちゃんだけでなく、家族、お友達などを通して当時流行のファッションを紹介し、50周年のコラボ・リカちゃんとして、スワロフスキーや、フィギュアスケートの浅田真央選手などといった著名人による特別なリカちゃんも展示しています。

明るくてちょっぴりあわてんぼうな小学5年生の女の子、リカちゃん。本名は香山リカ、誕生日は5月3日の牡牛座、好きな色は白とピンク、好きな花は赤いバラ、フランス人で音楽家のパパと、日本人でファッションデザイナーのママを持ち、双子の妹、三つ子の妹と弟がいます。

過去に四度、モデルチェンジしており、初代は少女マンガから抜け出てきたようなヒロインのイメージで儚げな顔が特徴的。1972年の二代目は、瞳の星の数が1つから3つになり、少し眉毛が細長く、鼻はやや高く、白いバラのヘアピンをさしていたのを覚えている人も多いかもしれません。1983年の三代目からは、ストレートのロングヘアで小顔化、柔らかい表情になり、耳にイヤリングを付けています。最新版の1987年から30年続いている四代目は、顔が丸く、少しタレ目でかわいらしい雰囲気に。身長は1センチ伸びて22センチになったそうです。

今回、50周年の節目に母方のおじいちゃん、香山浩さんが初お披露目。元校長先生で、今はおばあちゃんの洋子さんとフラワーショップ兼カフェを経営しているというプロフィールが明らかになりました。

そんなリカちゃんの家族について村山さんが、知られざるトリビア・エピソードを一つ教えてくれました。リカちゃんの父親、香山ピエールさんは2014年に「イクメン・オブ・ザ・イヤー」を受賞するほど、イクメンの代名詞になっていますが、発売当初は行方不明という設定だったとか…。

当時、少女マンガなどで「悲劇のヒロイン」が女の子の興味を引きつける要素だったため、その世界観を取り入れたことや、高度成長期の日本ではモーレツサラリーマンという父親像で、ままごとでもお父さんの存在が必要なかったということも理由だったそうです。時代性を反映するといわれるリカちゃん、当時のキャラクターの設定にも時代が反映されていたのですね!

「誕生50周年記念 リカちゃん展」は、松屋銀座8階のイベントスクエアにて、4月3日まで開催されています。それぞれの時代のリカちゃんや、かつて自分が遊んだリカちゃんに会いに行ってみてはいかがでしょうか?

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「POP UP!」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-11時30分 オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/popup/

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