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地味で堅実、書生肌タイプの新聞って?

地味で堅実、書生肌タイプの新聞って?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「JAM THE WORLD」(月曜担当ナビゲーター:津田大介)のワンコーナー「BREAKTHROUGH!」。5月1日(月)のオンエアでは、“時事芸人”のプチ鹿島さんをお招きし、「新聞の味わい方」についてお話を伺いました。

若者の新聞離れが進む中、プチ鹿島さんが書かれた本「芸人式新聞の読み方」(幻冬舎)が注目を浴びています。スマートフォンなど、インターネットから簡単にニュースを受け取れる時代ですが、新聞だからこそ楽しめる“新聞の読み方”があるそうです。中でも津田が注目したのは、大手6紙を擬人化しているところ。

津田:先ほど言っていた朝日新聞ね、お笑いの世界で言えば大御所の師匠みたいな(笑)?
プチ鹿島:そうです(笑)。(朝日新聞は)「高級な背広を着たプライド高めのおじさん」。産経新聞が「いつも小言を言っている和服のおじさん」。毎日新聞が…これちょっと朝日と被るんですよ、リベラル系で。どうしても朝日に隠れてしてまう二番手っていう意味で、「書生肌のおじさん」。
津田:高級な背広は着られないんですよね?
プチ鹿島:地味で堅実なんですよ。朝日ほどイケイケじゃないっていう…。
津田:わかります(笑)。
プチ鹿島:でももともと、新聞それぞれキャラがあって、毎日新聞はなぜか北朝鮮報道に異様に強いんですよね。金正男が暗殺の時とか、毎日新聞が一番面白かったですね。そういう、新聞の得意分野っていうのがありますよね。

毎日新聞以外にも、関西の産経新聞では事件ものや警察ものに詳しい「事件記者」がいるそうで、それぞれの新聞の特性を読み比べると面白いのだとか。

ちなみにこの本が注目されたことで、プチ鹿島さんは新聞各紙から著者インタビューを受けることになったそうですが…

津田:これ、いいですよね。全ての新聞社からインタビュー受けているっていう(笑)。
プチ鹿島:そうです。ただ、面白いのは、朝日新聞と東スポだけはまだ来てないんです。日刊ゲンダイとか産経新聞とか読売新聞とか、そういうところはちゃんと来てくれるんです。それで面白がってくれるんですよ。ただ朝日は、プライド高いですねえ。いじられたくないみたいな感じが。
津田:いじられてもいじられ慣れてないから(笑)。
プチ鹿島:そう、実は東スポもいじられたくない説っていうのがあって、まだ無反応ですよ。これだけたっぷりに…東スポで1章とって書いているのに(笑)!

新聞社によってもそれぞれ性格が出てくるようですね(笑)。同じ話題を取り上げても、新聞社によって切り口が全く違うそうで、同じニュースがあったときに、一面で何を報じているかに注目するのも、新聞を読む時の面白いポイントだと話ていました。

ちなみに、これから新聞を読み始めたい人にプチ鹿島さんがオススメする新聞は、東京新聞とのことです。まずはここからチェックしてみてはいかがでしょうか?

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【番組情報】
番組名:「JAM THE WORLD」
放送日時:平日 20時-22時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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