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今、首都圏で最も注目されている駅は?

今、首都圏で最も注目されている駅は?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。5月10日(水)のオンエアでは、2017年版の駅の勢力図にフォーカスし、SB新書から「駅格差 首都圏鉄道駅の知られざる通信簿」を出した首都圏鉄道路線研究会から小林拓矢さんをお迎えしました。

小林さんによると、首都圏に暮らしている人は公共交通機関と生活の結びつきが強く、その表れとして、住んでいる場所を聞かれた時に駅名で答える人が多いそうです。

「世田谷区、調布市といった具合に答えてもよさそうですが、例えば、吉祥寺は武蔵野市にありますが、武蔵野市に暮らしているとは答えずに、利用している駅名の“吉祥寺”です、って言う人が多いです」(小林さん、以下同)

そんな小林さんが今注目しているのは、北千住駅だそうです。

「常磐線や日比谷線、千代田線が利用できるほか、『つくばエクスプレス』が開業したり、『東武スカイツリーライン』が半蔵門線に乗り入れていたりと、乗換駅としてのポジションがどんどん上がっていっています。乗降客が多くなると、商業施設もできるという好循環になっています」と小林さん。別所も「北千住には『シアター1010』もできて、若者で盛り上がっているらしいです」と納得していました。

さらに、「買って住みたいランキング」に異変が起きていて、船橋や浦和など東京周辺部のランキングが上がっているそうです。1位は船橋、2位は目黒、3位は浦和、4位は戸塚…となっており、目黒を抑えて船橋が1位になっている点に注目です。

「今までは、都心や湾岸エリアの順位が高かったんですけど、買って住みたいけど高いため、交通の便の良い郊外に住もうという人が多くなりました」

ちなみに「乗り換えの利便性ランキング」について伺ったところ、1位は小竹向原駅だそうです。

「小竹向原駅以外にも、他社の路線と同じホームで乗り換えられる、御茶ノ水駅や田園調布駅も人気です」と小林さん。最後に2020年に向けて「外国から多数のお客さんが来ても、それに対応できるような素晴らしい鉄道と駅であってほしい」と締めくくっていました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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