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不遇の時代を乗り越えたストライカー、ハリー・ケイン

不遇の時代を乗り越えたストライカー、ハリー・ケイン

タイムフリー

J-WAVEで放送中の「~JK RADIO~TOKYO UNITED」のワンコーナー「WORDS FROM THE FIELD」(ナビゲーター:GAKU-MC)。5月12日(金)のオンエアでは、イングランド代表フォワード、ハリー・ケインをピックアップしました!

プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパーFCに所属する23歳のケイン。リーグ優勝争いは現在2位、かなり厳しい状況ですが、ぎりぎり可能性は残っています。そんなトッテナムのエースは、身長188センチ、86キロという大型フォワード。生まれも、チームのホームスタジアムから数キロの場所と、まさに地元が生んだスーパースターです。

しかしケインが最初にスカウトされ入団したのは、アーセナルFCのユースチーム。クラブの場所も近いトッテナムとアーセナルは犬猿の仲。子どものころからトッテナムのファンだったケインは、ライバルチームのユースに入るのもちょっと嫌だったようですが、アーセナルからすぐに放出され、11歳のころ、トッテナムのユースに入りました。そして17歳のときにトップチームに呼ばれ、ベンチ入りも果たしますが、しばらくはレンタル移籍を繰り返します。

契約はトッテナムがキープしたまま、 別のチームでプレーする「レンタル移籍」。所属クラブでスタメンのとれない選手が弱いチームに期限付きで移籍することは若手の選手でもよくあることですが、ケインは当時2部リーグのチームだったレスター・シティFCでもプレーしていました。つまり、昨シーズン大活躍したジェイミー・ヴァーディとケイン、2人のイングランド代表のフォワードが、数年前には2部のチームで一緒にプレーをしていたわけです。

紆余曲折経てトッテナムに戻って来たケインは、2014-2015シーズンにはリーグ戦で21ゴールと大活躍。そして昨シーズン、25ゴールで、得点王に! 昨シーズンは、優勝したレスターのフォワード、ジェイミー・ヴァーディが目立ちすぎていたので忘れがちですが、ケインもまた不遇の時代を乗り越え得点王に輝いたことも印象的な出来事でした。

ハリー・ケインは、こんなことを言っています。

「とにかく、頑張ることが大事なんだ」

彼のキャリアを知ると、この言葉の重みを 改めて感じると思います。英国を代表するこの大型フォワードに今後も注目です!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「WORDS FROM THE FIELD」
放送日時:毎週金曜 6時30分ー6時40分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/archives/words-from-the-field/

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