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歌謡曲史上、「最も素晴らしいイントロ」はこれだ!

歌謡曲史上、「最も素晴らしいイントロ」はこれだ!

タイムフリー

J-WAVEでオンエア中の「SONAR MUSIC」(ナビゲーター:藤田琢己)。5月25日(木)のオンエアでは、「ベタを恐れるな! 一瞬で分かる、あのイントロ」と題して、いきものがかり・水野良樹が選んだ歌謡曲をお届けしました。

山本リンダ「狙いうち」
「じわじわくるイントロです。デビュー当時はキュートさを前面に出していましたが、この曲で一気にキャラクターが変わりました。男性の合いの手の『ヘイ!』っていうのも、当時としては画期的だったんじゃないかと思います」(水野、以下同)

ピンク・レディー「渚のシンドバッド」
「恐れずに言えば、意味がわからない(笑)。でも、おもちゃ箱のような楽しさがあります」

フィンガー5「恋のダイヤル6700」
「まさに、自由なイントロです。(イントロで黒電話の音がしますが)昔の電話はみんなこれだったんですよ。ダイヤルをまわしてたんです」

ピンク・レディー「UFO」
「衝撃的で、すごいイントロです。同じくピンク・レディの『S.O.S』には実際の『S.O.S』の音が入っているため、テレビ番組では使えないこともあったようです」

沢田研二「勝手にしやがれ」
「たった4小節で、沢田研二さんの華やかで、色っぽくて、ちょっとキザな雰囲気が、一瞬で映像として浮かぶようなイントロです」

西田敏行「もしもピアノが弾けたなら」
「短いけど、三段構成なんです。優しいメロディに、さらに優しい西田さんの声が聞こえてくると、また切なく聞こえてきます」

石川さゆり「津軽海峡・冬景色」
「岸壁に波しぶきが当たって、そこに1人の女性がいて、孤独感もあって、三段構成で映画みたいになってるという。日本の歌謡曲史上、最も素晴らしいイントロなのではないかと思います」

尾崎紀世彦「また逢う日まで」
「まさに、門出を祝うようなイントロです」

実は、今回紹介した楽曲は、全て阿久悠さんの作詞の作品でした。

水野:「歌謡曲ってなんだろう?」って考えるとジャンル分けが難しいけど、阿久悠さんが歌詞を書いた曲は歌謡曲と言っていいんじゃないかと。
藤田:全然、気づかなかった!
水野:バラエティに富んでますからね。
藤田:細部にわたる美がありますね…。

と、改めてイントロの奥深さを実感しました。今回はそのほか、オープニングでは月曜に出演しているemmaが飛び入り出演したり、DATSの新曲「Queen」をオンエアしたりと、盛りだくさんでした。5月29日(月)から6月1日(木)は、毎日、スタジオライブを行います。月曜はNulbarich、火曜はSALU、水曜はtricot、木曜はYogee New Wavesが登場します。翌週も盛りだくさんですので、お楽しみに。

■今回のオンエア曲

go!go!vanillas「平成ペイン」
San Cisco「SloMo」
嘘とカメレオン「されど奇術師は賽を振る」
森ちひろ「なんとなく」
City Your City「neon」
Saucy Dog「いつか」
DATS「Queen」
Breakbot「Mystery」
フレデリック「リリリピート」
Jua feat. B-BANDJ「MAGNET」
尾崎紀世彦「また逢う日まで」
MONDO GROSSO「ラビリンス」
Hazel English「Make It Better」
Yogee New Waves「World is Mine」

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 23時30分-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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