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渋谷のど真ん中に田んぼ?「渋谷の農家」の活動に注目

渋谷のど真ん中に田んぼ?「渋谷の農家」の活動に注目

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「TOKYO SOCIAL MAP」。5月28日(日)のオンエアでは、渋谷区円山町の屋上で農業を行っている「渋谷の農家」に注目しました。

今回レコメンダーとなってくれたのは「渋谷みつばちプロジェクト」の代表、佐藤勝さん。渋谷駅前で蜂を育ててハチミツを作っているプロジェクトで、都心のヒートアイランドを防ぎながら、渋谷の特産品を作る取り組みをしています。そんな佐藤さんがご紹介してくれたのは、渋谷の街の中に緑を増やそうとしている「渋谷の農家」の小倉崇さんです。

オンエアでは、小倉崇さんをスタジオにお迎えし、話を伺いました。小倉さんは渋谷のライブハウス「TSUTAYA O EAST」の屋上で野菜を作っています。

そこでは、小倉さんは1.5メートル×3.5メートルの、プランターと畑の中間くらいの大きさのものを3台用意し、自然栽培を行っている土を持ち込んで野菜を育てています。「土さえ健康であれば、野菜は渋谷でも育ちます」と話すように、今はにんにく、ルッコラ、ニンジン、サニーレタス、水菜、からし菜、エンドウ豆などを育てています。同時にイベントも数多く行っており、昨年は全国の農家さんの育てたとうもろこしを集めて「とうもろこし祭」を開催しました。

もともと編集者だったという小倉さんは、その職歴から「畑そのものが雑誌と同じようにメディアなんだなと感じて。作り手によって野菜も味わいが変わってくるので、どんな思いでやるかで人にわたせるものが変わってくるんです」とご自身の仕事との共通点も明かしました。

今後、小倉さんは「渋谷の田んぼ」にも挑戦していきます。「『バケツ稲』と言って、保育園などでバケツで稲を育てている子どもたちが多いと思うんですけど、あれをヒントに渋谷の屋上でも田んぼを作れるんじゃないかな、と。ペットボトルに土を入れてかき混ぜた小さな田んぼに苗を植えるとお米は育つんです。去年やったらばっちり育ちまして、今年はその活動をどんどん広めて、最終的に秋になると、空から渋谷を見たら黄金の稲穂が揺れているような、新しい棚田みたいなのが作れたらいいな」と希望を語っていました。

どんどん参加者が増えているという渋谷での農業。小倉さんによると、街を緑で覆う「緑比率」は、渋谷区にあるビルの半分が緑化に参加してくれると緑比率が変化して、気温を1度下げることができるのだとか。

「渋谷で農家を営む」そんなことが当たり前になる日もそう遠くないかもしれませんね。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「WONDER VISION」
放送日時:毎週日曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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