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女性のための働き方改革は「制度」よりも「心」から

女性のための働き方改革は「制度」よりも「心」から

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「iction! QUOTE OF THE DAY」。7月26日(水)のオンエアでは、「国家公務員の働き方改革」に注目しました。

政府は今、「女性が輝く日本へ」というスローガンのもと、女性のための働き方改革を推進しています。3人のお子さんを育てながら内閣人事局に勤務する参事官補佐の山村満理子さんは、その効果をご自身が実感したそうです。

「妊娠した時に、産前休暇や育児休暇が取れるか不安を抱えている方も多いと思います。私もそうだったんですが、いざ妊娠をして産休・育休の相談を当時の上司に話したときはドキドキしながら切り出したんですけど、みなさん、一緒に喜んでいただいて。『いつから産休入るの?』『楽しみだね』という話をしていただいたときは涙がでるくらい嬉しかったです。実際、私が休みに入ってしまうと一時的に仕事の席に空白が生じてしまうので、周りの方に負担がかかるところはあると思うんですけど、みんなでカバーしてくれる環境にあったことは、とても大きなことだったと思います」(山村さん、以下同)

内閣人事局ができて以来、様々な仕事と生活の両立支援制度が整備されてきたそうで、産前・産後休業や育児休業、他にも妊娠時に混雑した通勤時間を避けられたり、妻の出産に伴う入院・退院時に夫が取得できる休業など、妊娠・出産・育児については特に手厚い制度がたくさん用意されているということです。

育児休暇で3年間仕事を離れ、昨年、復職した山村さんは「この3年間は貴重な時間だった」とつくづく実感したそう。

「自分の子どもと過ごせた喜びもあるんですけど、育児休暇中に他のママさんとお話したり、近所の方と交流したりする中で『人が生活するのに不便なことがたくさんあったんだな』ということを実感として持てたのが、この3年間で大きく得られたものだと思います」

「国家公務員としては一般の人々の悩みや苦労を肌で感じることができた」と語っていた山村さん。そんな時間を得られたのも、様々な支援制度はもちろん、職場の温かい理解があったから。仕組みだけでなく、一緒に働く人たちの心が、育児と仕事を両立させる女性の背中を押し応援してくれるようです。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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